パートで月収10万円超えはアリ?「年収の壁」と「支援強化パッケージ」をわかりやすく解説!
「12月、シフトたくさん入ってくれないかな?」
パート先からこんなお願いをされて、頑張って働いたら月収が10万円を超えそう!
でも、扶養内で働いていると「年収の壁」が気になりますよね。
「年収130万円を超えなければ大丈夫って聞くけど、1ヶ月だけ給与が増えても問題ないの?」と不安に感じているあなたへ。
今回は、一時的に月収がアップした場合の対応や、政府が始めた新しい制度「年収の壁・支援強化パッケージ」について、わかりやすく解説します!
「月収10万円超え」は一時的なら大丈夫ってホント?
扶養内で働く場合、月収約10万円が目安と言われますが、大切なのは年間の収入見込みです。
結論から言うと、繁忙期や急な残業などで一時的に月収が10万円を超えても、すぐに扶養から外れるケースは一般的ではありません。
これは、あくまで「一時的な収入増」と判断されるためです。
ただし、注意が必要なのは「恒常的」と判断されるケース。
例えば、月収10万円超えが2ヶ月以上続く、または数ヶ月にわたって平均月収が10万円を超え続けると、「これからもこのペースで稼ぐだろう」と見なされ、結果的に年収130万円を超えると判断されることがあります。
年の途中から働き始めた場合でも、月収10万円超えが続くと、向こう1年間の収入が130万円を超える可能性ありと判断されることがあるので、注意してくださいね。
知ってた?「年収の壁・支援強化パッケージ」で働き損をなくそう!
「もっと働きたいけど、年収の壁があるから働き控えしている…」
そんなあなたの悩みを解決するために、政府は令和5年10月から「年収の壁・支援強化パッケージ」をスタートさせました!
このパッケージは、一時的に収入が増えて年収130万円を超えてしまった場合でも、事業主(会社)がその理由を証明すれば、引き続き扶養に入り続けることができるという、まさに救済措置!
繁忙期や急な残業、シフト交代などで年収130万円を超えてしまっても、扶養に入り続けられるので、社会保険料の自己負担が発生せず、家計の手取り収入が減らないのは大きなメリットですよね。
これからは、安心して自分のペースで働ける機会が増えるかもしれません。
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