メーヴェはどこへ?「風の谷のナウシカ」M-02Jラストフライト、八谷和彦氏が語る夢の続き
「風の谷のナウシカ」から飛び出した夢!M-02Jがラストフライト
映画「風の谷のナウシカ」に登場する飛行具「メーヴェ」。その夢を追い求め、20年以上にわたり開発が進められてきた無尾翼ジェット機「M-02J」が、去る11月に多くのファンの見守る中、ラストフライトを終えました。
この壮大なアートプロジェクトを率いてきたメディアアーティスト・八谷和彦氏に、ラストフライトの舞台裏から機体の未来、そして次なる夢まで、たっぷりお話を伺いました。
会場は大興奮!M-02Jが魅せた迫力の最終飛行
2023年11月16日、千葉県野田市の江戸川河川敷で開催された「空まつり2025inSEKIYADONODA」。この日、会場には「普段の5倍」と言われるほどの観客が詰めかけ、M-02Jの最終飛行を今か今かと待ち望んでいました。
家族連れも多く、ピクニックのような和やかな雰囲気の中、M-02Jのジェットエンジンに火が入ると、会場の空気は一変!甲高いエンジン音と共に、誰もが息をのんでその瞬間を見守りました。
八谷氏も「あのジェットエンジンの音も含めて、生で見て、感じてほしかった」と語るように、その迫力は映像では決して味わえない、まさに五感を揺さぶる体験でした。まさに、空に描かれた感動のドラマを、多くの人が目に焼き付けたのです。
「まるで生前葬」!?八谷氏が語る感謝とプロジェクトの区切り
ラストフライトを終えた八谷氏は、「懐かしい友人や知人もたくさん来てくれて、なんだか生前葬みたいでしたよ」と、ユーモアを交えながら笑顔で振り返りました。
この言葉には、20年以上にわたるプロジェクトの一つの区切りに、これほど多くの人々が立ち会ってくれたことへの深い感謝の気持ちが込められています。全国から駆けつけたファンや関係者にとって、この日は単なる飛行イベントではなく、八谷氏と共に歩んだ夢の集大成を見届ける感動的な一日となったことでしょう。
M-02Jはどこへ?そして八谷氏の次なる夢とは
多くの人々に感動を与え、惜しまれつつラストフライトを終えたM-02J。この壮大なアートプロジェクトは、今後どこへ向かうのでしょうか?
八谷氏は、この機体が「飛行機に触れる場が少ない日本で、年に1回でもこういう機会があると、いろんなことが変わってくる」と語るように、今後のM-02Jの展示や活用を通じて、より多くの人々に飛行機や空への興味を抱いてもらうことに期待を寄せています。
そして、20年の夢を形にした八谷和彦氏の次なる挑戦にも、今から目が離せません!
ぜひ、八谷氏自身が編集したラストフライトの動画もチェックして、その優雅な飛行と感動をもう一度体験してみてください。
コメント一覧
まだコメントはありません。
← トップに戻る