【緊急事態】冬眠しないクマが暴走!まさかの箱わな破壊、ハンター激怒の裏側とは?
日本全国でクマによる被害が深刻化しています。例年なら冬眠する時期にもかかわらず、クマの出没が相次ぎ、人への被害も多発。そんな中、クマを捕獲するために設置された「箱わな」が、まさかの妨害行為によって破壊される事件まで発生しています。一体何が起きているのでしょうか?
冬眠しないクマがヤバい!全国で相次ぐ被害と専門家の見解
2023年12月4日、全国各地でクマによる被害が相次ぎました。岩手県奥州市では60代の女性が顔を引っかかれ負傷。富山市でも新聞配達中の70代夫婦が襲われ、顔にけがを負っています。この日だけで全国で4人が負傷するなど、最強寒波が襲来しているにもかかわらず、クマの活動は活発なままです。
岩手大学農学部の山内貴義准教授は、「里に執着する個体が非常に多いので、ずるずると里のものを何かしら食べてしまうと、冬眠がどんどん遅れていく可能性はあると思います」と指摘。エサを求めて人里に居つくクマが増え、冬眠時期が遅れていることが被害拡大の一因と見られています。
マジかよ!?設置されたクマ捕獲用の箱わながまさかの妨害被害
深刻なクマ被害を受け、各地で捕獲のための箱わな設置が進められています。しかし、ここで驚きの問題が浮上。なんと、設置された箱わなが人為的に妨害される事件が頻発しているのです。
福岡県では、イノシシやシカといった鳥獣被害に悩む地域で、昨年3月から同様の妨害行為が相次いでいます。監視カメラには、夜間に箱わなへ静かに近づいた人物が、右足で入り口部分を蹴り上げ、扉を閉める様子がはっきりと映っていました。カメラに気づいたのか、懐中電灯を照らして足早に立ち去る姿も記録されています。
ハンター激怒!命がけの作業と妨害行為への葛藤
箱わなを設置する作業は、決して簡単なものではありません。1メートル30センチ四方、奥行き2メートル、およそ200キロもある鉄製の箱わなを、山中まで運んで設置するのはかなりの重労働です。ハンター歴6年の40代男性は、「モチベーションは下がりますね、やっぱり。僕らもクマではないのですが、イノシシやシカに関してもやっぱり一歩間違えたら、命を失うという事故は発生していますので、実際」と、命がけで作業に当たるハンターたちの苦悩を語っています。
わなを設置するだけでなく、定期的な見回りや追加設置など、多大な労力を費やしている彼らにとって、悪質な妨害行為はまさに怒り心頭。男性は現在、被害届の提出を検討しているとのことです。
冬眠しないクマによる被害拡大、そして捕獲対策を妨害する行為。この一連の出来事は、人間と野生動物との共存の難しさ、そして一部の心ない行動が社会に与える影響を浮き彫りにしています。私たちにできることは何なのか、改めて考える必要があるでしょう。
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