高知農業高校、センバツ出場!5年前は選手3人…奇跡の復活劇を掴み取った
テレビ高知センバツ高校野球に21世紀枠で初出場する高知農業高校。21日の日本文理(新潟)との対戦に向けて、チーム一丸となって準備を進めています。かつて「選手3人」という危機的状況に陥ったこともあったチームが、どのようにして“聖地・甲子園”への切符を手にしたのか、その軌跡を追います。
歴史が変わった瞬間
1月30日、センバツ高校野球の出場校選考委員会で高知農業高校の名前が呼ばれた瞬間、チームは歓喜に包まれました。春夏通じて初めての甲子園出場。その知らせを受けたのは、1年生部員4人とマネージャー1人の計5人でした。塩田校長から出場決定を告げられた5人は、緊張しながらも喜びを分かち合いました。
当時、2年生は修学旅行中で東京にいましたが、バスの中でこの吉報を聞き、車内は大興奮。他の生徒たちからも祝福を受け、喜びを分かち合いました。高知空港に帰ってきた2年生部員たちは、保護者からの祝福を受け、杉本仁主将は「選抜出場、おー!!!」と喜びの声を上げました。
監督就任から数々の困難を乗り越えて
チームを率いる下坂充洋監督(33歳)は、この快挙を喜びつつも、その道のりを振り返っていました。2019年の監督就任後、チームは大きな危機に直面。5年前には選手がわずか3人となり、他の学校と連合チームを組んで試合に臨む状況でした。
下坂監督は当時を振り返り、「チームが連合になった経験もありますし、つらい中でも踏ん張って継続をしてきました。その小さな取り組みというものが評価していただけたことは、私もすごく感謝していますし、卒業生がすごくうれしくなっていると思います」と語りました。選手一人ひとりが、チームの歴史を繋ぐために必死に努力を重ねてきたからこそ、この奇跡的なセンバツ出場が実現したのです。
後編では、甲子園の雰囲気をチーム内で作り上げるユニークな取り組みや、グラウンドで下坂監督が選手たちに熱弁を振るう様子などが紹介されます。高知農業高校の挑戦に、今後も注目が集まります。