【鹿児島・和泊町】子どもが輝ける場所づくりを考える「ゆめパのじかん」上映会・講演会
神奈川県の「川崎市子ども夢パーク」を舞台にしたドキュメンタリー映画「ゆめパのじかん」の上映会と講演会が、鹿児島県沖永良部島の和泊町で22日に行われました。主催はSMAPPY。日本財団の助成を受けて開催され、子どもの居場所づくりに対する理解を深めることを目的としています。
映画「ゆめパのじかん」とは?
「ゆめパのじかん」は、川崎市子どもの権利に関する条例を基に2003年にオープンした公設民営の子どもの遊び場「川崎市子ども夢パーク」で、様々な背景を持つ子どもたちが自分らしく過ごす姿を3年間にわたって追った作品です。子どもたちが「やりたいこと」に没頭し、個性を輝かせる様子が描かれています。
西野博之理事長が語る、現代社会の問題点と子どもの権利
上映会後には、「フリースペースたまりば」の西野博之理事長が講演を行いました。西野理事長は、現代社会において子どもの時間が削られ、「やらなければならないこと」が優先される状況を指摘。子どもの権利の視点から、「子どもは大人よりも劣った存在として差別されてはならない」と訴えました。
「たかが学校、されど学校」という言葉に込められた想い
西野理事長は自身の活動の原点に触れ、「たかが学校、されど学校。学校に行けないだけで生きづらくなる。救えなかった命が何人もいる」と、学校という存在の重要性と、そこから取り残される子どもたちの現状を語りました。そして、子どもたちが気軽に立ち寄れる、ハードルの低い居場所をつくることの重要性を強調しました。
参加者の声
島内の福祉職の女性からは、「子どもが行きたいときに行ける居場所づくりの大切さを感じた」との声が上がりました。子どもたちが安心して過ごせる場所の必要性を改めて認識する機会となりました。
今後の活動
23日には、和泊町のSMAPPYで西野さんを囲んで座談会が開かれ、より具体的な居場所づくりのアイデアや課題について話し合われました。
この上映会と講演会を通して、子どもの権利を尊重し、子どもたちが自分らしく輝ける場所を創造していくことの重要性が、改めて認識されました。