センバツ高校野球:智弁学園、劇的逆転で春夏通算50勝目!8点差ひっくり返した志村叶大の決勝打
智弁学園(奈良)が、花咲徳栄(埼玉)との準々決勝でセンバツ史上最大の8点差を逆転する大逆転勝利を収め、春の甲子園4強入りを果たしました。試合は5月27日に行われ、智弁学園が12-8で花咲徳栄を下しました。
試合の鍵を握った志村叶大の決勝打
1点を追う5回2死一、三塁の場面で、智弁学園の志村叶大内野手(3年)が、決勝となる2点適時二塁打を放ちました。志村選手は「絶対に一発で仕留めると思って打席に入った」と語り、その言葉通り、真ん中高めの直球を捉え、右中間へ運びました。この一打で智弁学園は試合の流れを掴み、その後も畳み掛けるように得点を重ねました。
過去最大の逆転劇を振り返る
2回表を終えた時点で0-8と大きくビハインドを背負った智弁学園でしたが、諦めずに粘り強く攻撃を続けました。2回に1点を返し、3回に3点、4回に2点、5回、6回にはそれぞれ3点ずつを奪い、怒涛の反撃を見せました。先発全員が安打を放ち、両チーム合わせて26安打の乱打戦を制しました。
昨夏の苦い経験を乗り越えて
志村選手は、昨夏の奈良大会決勝で、最後の打者として左飛に倒れ、甲子園出場を逃した苦い経験を持っています。「先輩の顔に泥を塗ってしまった…」と当時を振り返りますが、その挫折を乗り越え、今回のセンバツではチームを勝利に導くヒーローとなりました。
小坂監督のコメント
智弁学園の小坂監督は、「(2回表で0-8は)想定外でしたよ。どないしよかなと思いました。攻撃陣が本当にによく粘って、よくやってくれたと思います」と、選手たちの粘り強さを称賛しました。
今後の展望
智弁学園は、29日の準決勝で中京大中京(愛知)と対戦します。今回の劇的な勝利を勢いに、紫紺の大優勝旗をつかみ取るべく、更なる活躍が期待されます。