智辯学園、劇的逆転で選抜ベスト4!花咲徳栄との激戦制す
春の甲子園こと第98回選抜高校野球大会、準々決勝で奈良県の智辯学園が埼玉県の花咲徳栄に逆転勝利し、10年ぶりにベスト4進出を決めました。最大8点差をひっくり返す劇的な勝利で、大会を盛り上げました。
苦しい展開から掴んだ逆転劇
試合序盤、智辯学園は先発の田川投手が立ち上がりから連続フォアボールとヒットで満塁のピンチを招き、花咲徳栄に先制を許します。さらに2回までに3人の投手を投入するも、8失点と苦しい展開が続きました。
しかし、3回にエース・杉本真滉投手がマウンドに上がると、その落ち着いたピッチングで花咲徳栄の攻撃を封じ込め、流れを断ち切ります。初めてスコアボードに「0」を刻んだ智辯学園は、その裏に犠牲フライで1点を追加。6番・北川、7番・多井のタイムリーでさらに得点を重ね、4回には4番・逢坂のタイムリーで2点差に詰め寄りました。
志村叶大選手の劇的な一打
そして、試合を大きく動かしたのは5回。相手のミスで1点差に迫ると、2アウト3塁・1塁のチャンスで2番・志村叶大選手が打席に立ちます。右中間を破るタイムリー2ベースを放ち、ついに智辯学園が逆転に成功しました。
エース杉本の力投と15安打の猛攻で、最大8点差をひっくり返した智辯学園。劇的な勝利で、10年ぶりのベスト4進出を果たしました。
勝利を語る選手たち
逆転タイムリーを放った志村叶大選手は、「自分のなかでは、同点にもっていけたらいいなという気持ちがあって、その結果長打になってくれて、落ちた瞬間ランナーがかえってくれたのは、とても嬉しかったです」と喜びを語りました。
杉本真滉投手は、「逆転すると信じていたので、自分のピッチングをするだけだと思って(マウンドに)あがりました。1つ1つ勝っていくだけなので、チーム一丸となって勝利に向かって、全員が必死になって勝ちたいと思います」と、チームの勝利への強い決意を語りました。
準決勝は中京大中京との対戦
智辯学園は準決勝、大会10日目の第1試合で、愛知の中京大中京と対戦します。更なる高みを目指し、チーム一丸となって勝利を目指します。