4月1日施行!自転車新法時代にクルマ選びは?左ハンドル&マニュアル車のすすめ【シトロエン・エグザンティア長期リポート#71】
2026年4月1日から施行される自転車新法。自転車のルールが変わり、クルマとの共存がより重要になります。そこで、今回は自転車との安全な距離を確保しやすく、都心部の複雑な交通状況に対応できるクルマの選び方について考えてみましょう。
自転車新法で何が変わる?
今回の道路交通法改正のポイントは、自転車のルール強化と、自動車側への安全配慮義務の明確化です。具体的には、以下の点が挙げられます。
- 16歳以上の自転車利用者は青切符の対象となり、違反すると反則金や講習が必要
- 自転車は原則として車道の左側通行、併進の禁止
- スマートフォン操作、傘の使用、酒気帯び運転などが違反に
さらに、自動車は自転車との間隔を少なくとも1メートル空ける必要があり、難しい場合は時速20km/h~30km/hに減速しなければなりません。これにより、通勤ラッシュ時など、黄線のある道路での渋滞が予想されます。
なぜ左ハンドル&マニュアル車なのか?
筆者は、この状況を打開するヒントを、車検中の愛車シトロエン・エグザンティアの代車、初代ランチア・イプシロン(1996年式)から見つけました。全長4m弱、全幅1.6mとコンパクトで、左ハンドル、5段マニュアルという組み合わせが、意外にも自転車との共存に最適だと感じたのです。
左ハンドル&マニュアル車のメリット
都心部の道路は、工事や駐停車車両、電動キックボードなど、予測不可能な要素が満載です。そんな状況下で左ハンドル&マニュアル車が有利な理由は以下の通りです。
- 正確なポジショニング:左ハンドルは、道路の左側(自転車通行方向)の状況を把握しやすく、自転車との間隔を調整しやすい
- 細やかな操作性:マニュアル車は、エンジンの回転数やギアを細かくコントロールできるため、状況に応じた速度調整が容易
- コンパクトな車体:狭い道や混雑した場所でも取り回しが良く、自転車との接触リスクを減らせる
エグザンティアのハイドローリック・サスペンションに慣れた筆者も、イプシロンの軽快なハンドリングに、都心部での運転の新たな可能性を感じています。
まとめ:自転車と共存するためのクルマ選び
自転車新法は、自転車と自動車が安全に共存するための第一歩です。しかし、法律が変わるだけでなく、クルマの造りや選び方も、この変化に対応していく必要があります。左ハンドルでコンパクトなマニュアル車は、都心部の複雑な交通状況を安全かつスムーズに走り抜けるための、粋な選択肢と言えるでしょう。
今回の長期リポートでは、7万円で手に入れたシトロエン・エグザンティアの修理やメンテナンスの様子をお伝えしてきましたが、今後も自転車との共存を意識したクルマ選びのヒントを提供していきたいと思います。