「アタック25」51年目の大迷走?有名人席導入に批判の声…長寿番組のアイデンティティ崩壊か
1975年スタートのクイズ番組『BS10パネルクイズアタック25』が、放送開始51年目にして大胆なリニューアルを発表し、視聴者から批判的な声が上がっています。4月5日の放送から、これまで4枠あった一般参加者の席を1つ減らし、芸能人や有名人が解答する「ゲスト解答席」を新設。長寿番組のアイデンティティが崩れるのではないか、という懸念の声が広がっています。
「アタックチャンス!」から“有名人席”へ?番組の狙いは?
「アタックチャンス!」の掛け声と共に、長年愛されてきた『アタック25』。地上波放送終了後、BS放送に移行して延命を図ってきましたが、今回のリニューアルは、番組の活性化を狙ったものと見られます。しかし、テレビ誌ライターは「番組開始から50年という節目に『日本で最も長く続くクイズ番組』として認定されただけに、一般参加という間口の広さが人気の背景にあったはず。タレントに席を譲ることで、番組の狙いがわかりづらい」と指摘します。
視聴者からは「迷走」の声
今回のリニューアルに対し、SNS上では不穏な空気が漂っています。「ここにきて迷走し出したな」「長寿番組が基本フォーマットをいじり始めると大体番組の死期が早まってしまうんだよな」といった批判的な意見が相次いでいます。放送作家も「一般参加者は厳しい予選を勝ち抜いて出演するのに、タレントはそのプロセスを経ることなく出演し、ギャラも発生する。公平感が崩れたと感じる視聴者も出てくるだろう」と警鐘を鳴らしています。
過去の例:クイズ$ミリオネアの“末路”
今回の“芸能人参戦”の流れは、過去に『クイズ$ミリオネア』(フジテレビ系)が辿った道を彷彿とさせます。『クイズ$ミリオネア』も当初は一般参加者のみでしたが、スペシャルで芸能人大会を放送したことをきっかけに、レギュラーでも芸能人が参戦するようになりました。しかし、一般参加者の出演がすべて終了したわずか8か月後には番組自体も終了。華やかさは出たものの、視聴者の参加意識が薄れ、番組は衰退していきました。
初代司会者・児玉清さんが築いた“知の戦い”は?
初代司会を務めた児玉清さんが築き上げた“知の戦い”という番組のアイデンティティは、今回のリニューアルによって揺らいでいると言えるでしょう。BS放送に移行した時点で番組の役割を半分終えているという意見もあり、今後の『アタック25』がどのような方向へ進んでいくのか、注目が集まります。