赤羽の知られざる歴史を歩く!軍都時代の痕跡を辿るまち歩きイベント開催
東京・北区の赤羽。近年はファミリー層に人気の街として知られていますが、実は明治時代には軍都として栄えた歴史があるのをご存知でしょうか?3月28日、北区観光ボランティアガイドの会が、そんな赤羽の意外な一面に迫るまち歩きイベントを開催しました。
赤羽が「軍都」と呼ばれた時代
イベントは、赤羽火薬庫の設置から始まった赤羽の軍事施設発展の歴史を辿るもので、参加者は赤羽八幡神社の招魂社や、第一師団工兵大隊の跡地に建てられた星美学園、緑道公園内の軍用引き込み線跡地、そして現在のUR赤羽団地(旧被服廠跡地)などを巡りました。
古地図や写真で紐解く、歴史の痕跡
岸秀雄会長は「赤羽には史跡は残っていないものの、師団坂や緑道公園など、軍都時代の痕跡は確認できる」と語ります。イベントでは、当時の写真や古地図を活用し、UR赤羽団地の敷地内を歩きながら、被服廠があった頃の様子を想像するなど、歴史を視覚的に理解できる工夫が凝らされていました。
せんべろの街からファミリー層向けへ、変化する赤羽の街並み
参加者は約2時間半かけて、ボランティアガイドの説明を聞きながら赤羽の街を歩き、軍都から商業の街、そして現在ファミリー層に人気の街へと変化してきた赤羽の街の変遷を肌で感じることができました。
多様な魅力が詰まった「カオスな街」赤羽
岸会長は「赤羽は子育て支援の取り組みや交通の便の良さからファミリー層が増加しており、せんべろの街というイメージから変わりつつある。太田道灌に関連する稲付城跡や荒川の水門、江戸から昭和の歴史を感じられる散歩道など、様々な魅力が詰まったカオスな街だ」と紹介します。赤羽の新たな魅力を発見できる、おすすめのまち歩きでした。