授業参観でリアルな地震・津波訓練!三重・松阪の三雲中で生徒・保護者が災害への備えを確認
三重県松阪市の中道町にある市立三雲中学校で、17日午前9時45分から授業参観に合わせた大規模な避難訓練が実施されました。生徒や教職員、そして保護者ら約700人が参加し、巨大地震とそれに伴う津波を想定した垂直避難訓練を行い、緊急時の行動を確認しました。
リアルな状況設定で緊張感UP!
三雲中学校では、市の津波ハザードマップに基づき、毎年4月に1年生が避難場所まで歩く訓練を行っています。校舎屋上への垂直避難訓練は昨年11月に初めて実施されましたが、今回の訓練では、前回からの意見を反映し、よりリアルな状況設定を取り入れました。具体的には、ガラスが飛散した状況や余震を想定し、避難路にガラス片に見立てた紙を配置。さらに、保護者も参加することで、訓練のリアリティと緊張感を高めました。
訓練の様子:迅速かつ安全な避難行動
訓練開始時、校内に緊急地震速報のアラートが鳴り響き、激しい揺れと窓ガラスが飛散する音が流されました。生徒たちは素早く机の下に隠れ、頭を守る姿勢を取りました。廊下で見守っていた保護者も同様に身を守る姿勢を取りました。
揺れの音声が収まると、教職員が各教室を巡回し、被害状況や負傷者の有無を確認。1階の3年生から順番に屋上への避難を開始しました。生徒たちは、床に散らばったガラス片に見立てた紙を踏まないように注意しながら、屋上を目指しました。負傷者を想定した生徒は、担架で運ばれたり、他の生徒に両脇を抱えられたりしながら、優先的に避難しました。
訓練後の意見交換:災害への備えを再確認
訓練後には、「災害時になくては困るもの」をテーマに、保護者も交えて意見交換が行われました。生徒会長の梅田紗帆さんは、「前回の訓練とは違い、ガラス片や余震などリアルな状況設定で集中して訓練に取り組むことができました。揺れの感覚などをさらにリアルに再現できれば、より緊張感のある訓練になると思います」と感想を述べました。
今回の訓練を通して、生徒たちは災害時の適切な行動を学び、保護者も家庭での防災対策の重要性を再認識しました。三雲中学校は今後も、地域の実情に合わせた防災訓練を実施し、生徒たちの防災意識の向上を目指していく方針です。