MJ、ジャミロクワイ…伝説の歌声を継ぐ新星!ガレス・ドンキンが語る、ドリーミーソウルの軌跡
ロンドン発、20代のシンガー・ソングライター、ガレス・ドンキン。その甘くクリスタルな美声と、ヨットロックを感じさせる清涼感あふれる楽曲で、音楽シーンに新たな風を吹き込んでいます。2023年にリリースした1stアルバム『WelcomeHome』で国内外で注目を集め、今、最も勢いのあるアーティストの一人です。
ベッドルーム・ポップから生まれたドリーミーソウル
ガレス・ドンキンの音楽は、ベッドルーム・ポップを経由したドリーミーなソウルという表現がぴったり。聴く人の心を掴むマニアックな要素も持ち合わせながら、どこか懐かしい、そして愛おしいサウンドが魅力です。トレンドに流されることなく、自身のルーツであるジャズやソウルを現代的に昇華させている点も、多くの音楽ファンを魅了しています。
NYブルックリンの注目レーベル〈drinksumwtr〉との出会い
ガレス・ドンキンが所属するのは、ヤヤ・ベイやアナスタシア、セイ・シー・シーなどが所属する、NYブルックリンの新興レーベル〈drinksumwtr〉。2022年に設立されたばかりのこのレーベルとの出会いについて、ガレスは「マネージャーのスコット・バーカムを通じてレーベル代表のナイジェル・マックと繋がり、お互いのビジョンを深く理解し合えた」と語ります。インディペンデント・レーベルならではの自由な環境で、自身の音楽性を追求できることが、所属するメリットだと話しています。
音楽一家に育まれた才能と多様な経験
ガレスの音楽的なルーツは、音楽一家に育った幼少期に遡ります。バイオリンの先生である母親と、クワイアで歌う父親の影響を受け、幼い頃から音楽に囲まれた環境で育ちました。絶対音感も持ち合わせ、8歳からクラシック・ピアノ、11歳からジャズ・ピアノを学び、ドラムにも熱中。その後、Abletonを使った楽曲制作を始め、高校時代にはDJとしても活動しました。リーズ音楽大学で音楽制作の学位を取得したことも、彼の音楽的な幅広さを支える要素となっています。
影響を受けたレジェンドたち
ガレスが影響を受けたアーティストは、ダフト・パンク、ディスクロージャー、スティーヴィー・ワンダー、クインシー・ジョーンズ、マイケル・ジャクソン、プリンス、ジャミロクワイ、トム・ミッシュ、ジョーダン・ラカイなど、ジャンルを超えた幅広いラインナップ。彼らの圧倒的なグルーヴ、音楽性、そしてソングライティングから多くのインスピレーションを得ていると語ります。特に、エル・デバージの歌声は、彼のクリスタルな美声に大きな影響を与えているようです。
新作アルバム『Extraordinary』で見せる新たな進化
フル・アルバムとしては約3年ぶりとなる新作『Extraordinary』では、これまでの美点をキープしつつ、ディスクロージャーのハワード・ローレンスとの共同作業などを通して、ダンス・ミュージックにも接近。キーファーやジャジー・ジェフの息子UHMEERなど、ゲストアーティストとのコラボレーションも実現しています。昨年はデ・ラ・ソウルの新作に客演参加したことでも話題を集めるなど、その活躍は多岐にわたります。
ガレス・ドンキンは、自身の音楽を通して、リスナーに希望と感動を与え続けています。今後の活躍から目が離せません。