VTuber天鬼ぷるるの『スト6』自動実況参戦から見えた、格ゲーとVTuberシーンの“幸せな交差”
12月16日、カプコンの格闘ゲーム『ストリートファイター6(スト6)』に、VTuber・天鬼ぷるるさんのボイスが自動実況機能に追加されました。これは、格闘ゲームシーンとVTuberシーンが深く結びついた、画期的な出来事と言えるでしょう。
自動実況で味わえる、天鬼ぷるるとの“共同プレイ”
『スト6』の自動実況機能は、プレイヤーの動きに合わせて実況や解説のボイスが流れるシステム。これまで、eスポーツキャスターの平岩康佑さんや、ストリートファイター公式イベントで活躍するアールさんの実況がありましたが、そこに天鬼ぷるるさんが加わったことで、さらにバラエティ豊かな実況体験が楽しめるようになりました。
天鬼ぷるるさんの声は、個性的で聞き取りやすいのが特徴。「大丈夫か!?ぽまいら!」「めっちゃいいやん!」といった独特のフレーズや、試合状況に合わせたセリフが飛び出し、まるで彼女と一緒にプレイしているかのような感覚を味わえます。さらに、ファンならニヤリとするような小ネタも盛り込まれており、親近感を覚えること間違いなしです。
『スト6』がVTuberシーンに与えた影響
『スト6』は、初心者でも気軽に楽しめる「モダン」操作モードを搭載。これにより、格闘ゲーム未経験者でも簡単に必殺技やコンボを繰り出すことができ、参入障壁が大幅に下がりました。その結果、VTuberによる実況配信が増加し、多くの視聴者を集めるようになりました。
にじさんじ・葛葉さんが主催した『KZHCUPRUMBLEinSTREETFIGHTER6』や、ホロライブ所属の獅白ぼたんさんが企画する『獅白杯』など、VTuberを中心とした大規模なコミュニティ大会も開催され、格闘ゲームの盛り上がりを牽引しています。
コーチング配信が繋ぐ、格ゲーの新たな可能性
かつて格闘ゲームの実況配信は少なかったものの、『スト6』の登場により状況は一変。プロゲーマーがVTuberにキャラクター選択から操作方法、技の使い方まで丁寧に教えるコーチング配信も人気を集めています。
これにより、格闘ゲーム未経験のVTuberがスキルアップしていく過程を視聴者が楽しめるだけでなく、ゲームの仕組みを学び、自身でプレイを始めるきっかけにもなっています。推しのVTuberの成長を見守るという、新たな楽しみ方も生まれているのです。
格闘ゲーム界の未来に期待
元にじさんじの安土桃さんが『ストリートファイターV』を積極的にプレイし、「#にじストV部」を立ち上げたことも、格闘ゲーム界に大きな影響を与えました。VTuberとその視聴者層の流入は、プレイヤー人口増加という貴重な活路となり、格闘ゲーム界に新たな風を吹き込みました。
天鬼ぷるるさんの活躍をきっかけに、『スト6』だけでなく、他の格闘ゲームタイトルでも同様の盛り上がりが起きてほしいと願うばかりです。将来的には、VTuberファンと格闘ゲームファンが共に大型大会『EVOJAPAN』などを楽しむ、そんな“幸せな未来”が訪れることを夢見ています。