GO1選手、引退危機を乗り越えMVP受賞!「まさか自分が…」涙ながらの喜びを語る【日本eスポーツアワード2025】
2026年1月12日にパシフィコ横浜ノースで開催された【日本eスポーツアワード2025】で、GO1選手が最優秀eスポーツプレイヤー賞を受賞しました。昨年引退も考えていたという彼が、涙ながらに喜びを語りました。
格ゲー界の二刀流プレイヤー、GO1選手の軌跡
日本eスポーツアワードは、年間を通じて活躍した選手、チーム、大会などを表彰するイベントです。今回で3回目を迎え、各賞の受賞者が発表されました。その中で、GO1選手は、『餓狼伝説CityoftheWolves』と『ストリートファイター6』の両タイトルで活躍し、見事MVPに輝きました。
GO1選手は、受賞コメントの中で、「まさかMVPに選ばれるとは本当に思っていなかったので、非常に光栄です。うれしい気持ちで一杯です」と喜びを語りました。昨年、プロとしての道を諦めかけていた時期がありましたが、仲間の励ましによって挑戦を続け、EWC(ESPORTSWORLDCUP)での『餓狼CotW』優勝、そして『スト6』での5位入賞という素晴らしい結果を残しました。
2025年のキーとなる大会、EWCへの想い
GO1選手は、EWCについて「新たなサウジアラビアがトップクラスの大会を作ってきて、気合いを入れて挑ませていただいた大会でした。どちらも好成績を残せたので、プロ選手を続けてよかったと思います」と振り返りました。
2026年の目標とマルチタイトル戦略
2026年については、「『餓狼CotW』はもちろん、『スト6』でもいい結果が残せるように頑張っていきたいと思います」と意気込みを語りました。また、競技として成り立ち、自身が挑戦したいタイトルがあれば、プレイするタイトルの選択肢を増やしていく可能性も示唆しました。
引退を考えた過去、そして決意
MVP受賞時に涙を流したGO1選手は、「昨年の時点でプロ選手を引退することを考えていました。どぐら選手やKei.B選手など仲の良い友達やプロゲーマーなどに相談した結果、プロ活動を継続することを決めました」と明かしました。第三者からの客観的な評価が、彼の挑戦を後押ししたのです。
「相談した方々が、まだまだ勝てると言ってくれました。当時、メインでプレイしていた『スト6』で思うような成績が残せていなかったんですが、第三者目線で自分のプレイをひもといてくれて『お前はまだ強いよ』みたいな感じで励ましてくれました。そこで続けてみようという気持ちが芽生えてきました。」
複数タイトルをプレイする上での工夫
GO1選手は、複数タイトルをプレイする上での切り替えについて、「昔からいろいろなゲームをするのが好きで、いろいろなゲームに手を出していました。そのときに培った技術で複数タイトルでも勝てるという部分があると思います。切り替えに関しては、同じ格闘ゲームでも、それぞれに大事な部分、根幹となるシステムがあって、それをしっかり頭の中で切り替えてゲームに挑むようにしています」と語りました。
チームDFMへの移籍と変化
2025年はDetonatioNFocusMe(DFM)に移籍したGO1選手。DFMでの活動について、「チームに入って変わったというか、DFMはマネージャーのぺぺさんという方がいらっしゃいまして、選手に近い立ち位置で、本当に親身になっていつもケアしていただけていました。板ザン選手が頼れるリーダーとして存在しています。いろんなことを教えていただき、引っ張ってくれました。なので、チームではリーダーとしてではなく、エースとしてチームを引っ張られる存在になろうという気持ちで頑張れました。」と語りました。
賞金と今後の展望
EWCでの活躍により高額な賞金を手にしたGO1選手ですが、「自分はあまり裕福な家庭で育ってきていないので、お金の大切さを知っていて、その気持ちは変わっていません。賞金で大きな買い物もしていないですし、生活水準そのものを上げることも考えていません。夫婦がお世話になっている方とか友人とかには恩返しはしつつ、ちゃんと貯金しておきたいです。」と謙虚な姿勢を見せました。
GO1選手は、自身の経験を通して、同じように悩む同世代の選手たちに「簡単にやめるとか言わないほうがいいなって本当に思いました。ウメハラ選手やsako選手、板ザン選手のような大先輩が最前線で本当に勝っているので、我々世代もみんなで頑張っていきましょう」とメッセージを送りました。
日本eスポーツアワードでは、受賞式の他にも、レッドカーペット、ウォッチパーティー、フォトスポットなど、ファンも楽しめる様々な企画が用意されていました。