【ケンタッキーダービー】高柳大調教師「世界のダービー、勝ちたい!」ワンダーディーンの挑戦に熱い想い
5月3日(日本時間)にアメリカのチャーチルダウンズ競馬場で開催される、世界最高峰のダートレース「ケンタッキーダービー」。日本からは、UAEダービーを制覇したワンダーディーン(栗東・高柳大輔厩舎)が参戦します。高柳大調教師に、レースへの意気込みやワンダーディーンの仕上がりについて単独インタビューしました。
「世界のダービー」への挑戦
「日本にもダートのダービーはありますが、世界的なレベルと注目度で考えると、ケンタッキーダービーが世界のダービーですよね。ダート3歳馬の頂点を目指す、行きたい、そして勝ちたいレースです」と、高柳調教師は熱く語ります。過去にはテーオーパスワードもケンタッキーダービーに挑み、5着と好成績を収めています。
ワンダーディーンの成長と強み
ワンダーディーンは、今年に入ってサウジダービー4着、UAEダービー優勝と、着実に力をつけてきました。「距離は長い方がいいですし、ドバイでは本当に馬の具合が良かったです。サウジよりも張りが出て、ひと回り大きく見えました」と調教師は、愛馬の状態に自信を覗かせます。今回は、坂井瑠星騎手に手綱を託し、新たな挑戦に臨みます。
血統と育成へのこだわり
ワンダーディーンの血統は、父ディーマジェスティ、母ワンダーシエンプロという、派手さはないものの、丈夫で素直な馬を多く輩出する血統です。「お母さんはずば抜けた能力があったわけじゃないけど、本当に丈夫で素直で、嫌な性格を出さないような馬でした」と高柳調教師は振り返ります。テーオーパスワードの時も同様に、地味な血統ながらも、しっかりと育て上げた“叩き上げ”のエスコートをしています。
レース戦略と期待
「馬場適性は行ってみないと分かりませんが、馬場よりも1コーナーまでの位置取りや流れが重要です。まずは無事に出走したい。そして、チャンスがあるので、勝てるように、ここからしっかり仕上げていきたいと思います」と、高柳調教師は決戦に向けて意気込みを語りました。
高柳調教師の海外戦略
高柳調教師は、ケンタッキーダービーへの挑戦だけでなく、海外競馬を見据えた戦略も進めています。自ら海外の牧場を巡り、将来有望な馬を探し出す活動も積極的に行っています。今回、ケンタッキーダービー当日に出走するテーオーエルビス(カペラS優勝)も、その活動の成果です。「海外遠征に対応できる馬を育てたい」という高柳調教師の想いが、新たな日本の競馬界の可能性を広げています。
ケンタッキーダービーは、日本時間5月3日午前7時57分に発走予定です。ワンダーディーンの活躍に期待しましょう!