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NATO、北極圏の安全保障強化へ グリーンランド巡り加盟国が結束

投稿日:2026年01月21日

北大西洋条約機構(NATO)が、北極圏における安全保障を強化する方針を明確にしました。特に、デンマーク自治領のグリーンランド周辺の状況を注視し、ロシア中国の活動活発化に備える姿勢を強調しています。

北極海航路を巡る緊張

NATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長は12日、北極海に広がる北極海航路が、太平洋と大西洋を結ぶ最短ルートとして注目を集める中、ロシアと中国がこの地域での活動を活発化させていることを指摘しました。航路の開通は経済的なメリットをもたらす一方で、安全保障上のリスクも高まっています。

NATO加盟国が結束して北極圏を守る

ストルテンベルグ事務総長は、「すべての加盟国が北極圏の安全保障の重要性について認識を共有している」と述べ、アメリカを含むNATO加盟国が集団として北極圏の安全を守るため、「次の段階の対応を協議している」ことを明らかにしました。これは、北極圏におけるNATOのプレゼンスを高め、抑止力を強化する意図があると見られます。

トランプ大統領のグリーンランド買収への意欲

一方、ドナルド・トランプ大統領は11日、グリーンランドについて「我々が手に入れなければ、ロシアか中国が取ることになる」と主張し、アメリカがグリーンランドの所有権を獲得する意欲を改めて示しました。この発言は、北極圏におけるアメリカの戦略的な関与を強調するものです。

防衛費増額への理解

ストルテンベルグ事務総長は、トランプ大統領がNATO加盟国に防衛費増額を促している点について、「NATOにとって正しいことをしている」と評価しました。これは、NATOの軍事力強化負担の公平化を目指すトランプ大統領の姿勢を支持するものです。

今後、NATOが北極圏の安全保障に向けてどのような具体的な対策を講じるのか、国際社会の注目が集まっています。

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