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京都御苑で50年ぶり発見!謎のガ「アカノメイガ」の生態に迫る

投稿日:2026年01月21日

京都御苑の普段は非公開の池で、なんと50年ぶりとなる珍しいガ「アカノメイガ」の成虫が発見されました!長年の観察がきっかけで明らかになった、その驚きの生態とは?

発見のきっかけは異変から

京都御苑の南東部に位置する「トンボ池」。ここは、研究者や昆虫愛好家が集まる場所ですが、2024年6月、観察者の河合嗣生さん(66)は、いつもと違うハンゲショウの様子に気付きました。それは、先端が枯れて折れているという異変。

その周辺をよく見ると、ガが数匹飛んでいるのを発見。何か関連があるのではないかと考え、標本を作成し、専門家に見てもらったところ、なんとアカノメイガであることが判明しました。

アカノメイガとは?

アカノメイガは、トウモロコシの害虫として知られるアワノメイガと同じ仲間。成虫の羽や頭部が赤褐色を帯び、羽を広げると約2センチほどの大きさです。1975年に福岡市でオスの成虫1匹が確認されて以来、半世紀以上その姿を見ることができませんでした。

ハンゲショウに寄生する驚きの生態

今回の発見を受け、アカノメイガの生態調査が行われました。すると、アカノメイガはハンゲショウの葉に卵を産み付け、幼虫は茎の中に入り込んで成長することが判明。茎を食い進み、約15〜20センチごとに穴を開けてふんをしていたのです。

ハンゲショウは、夏に緑から白へと葉の色を変える姿が美しい植物ですが、この属に寄生する種が見つかったのは今回が初めてとみられています。

身近な自然への関心を

今回の発見は、長年の観察と、普段との違いに気付いた河合さんの鋭い観察眼があってこそ。河合さんは「身近な場所でよくよく目を凝らせば、今回のようなことが起こるかもしれない」と語り、子どもたちが生き物や自然環境に日頃から関心を持つことの重要性を訴えています。

2025年もトンボ池でアカノメイガの成虫が確認されており、今後の生態調査にも期待が高まります。

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