カバー株式会社が「ホロアース」の減損処理を発表 約32億円の特別損失と役員報酬の自主返納へ
「ホロアース」開発方針を転換 32億円の特別損失を計上
「ホロライブプロダクション」を運営するカバー株式会社は、これまで開発を続けてきたメタバースサービス「ホロアース」に関連するソフトウェア資産について、帳簿価額の全額を減損処理し、約31億9900万円を特別損失として計上することを発表しました。今回の決定は、サービス運営の大きな転換点となります。同社は今後、ホロアースで培った技術的知見を「既存事業のタレント活動支援」や「表現技術の深化」へ集約させる方針を明らかにしました。
経営責任の明確化へ 役員報酬の自主返納を決定
今回の業績への影響を受け、経営陣は責任を明確にするため役員報酬の自主返納を行います。代表取締役社長の谷郷元昭氏と取締役CTOは、月額基本報酬の20%を2ヶ月分返納するとのことです。また、他の常勤取締役についても、来期以降の報酬額を前年比で減額する方針が示されており、組織全体の構造改革を進める姿勢を見せています。
通期業績予想との乖離が発生 純利益は予想を大きく下回る
今回の特別損失計上に伴い、2026年3月期の通期業績予想には前回発表時と大きな乖離が生じました。特に当期純利益は、予想の57億円に対して実績が30億1600万円となり、約47.1%のマイナスという結果になっています。詳細な業績データについては、公式サイトの