高市政権を揺らす「国力研究会」の正体とは?自民党内部で加速する“先祖返り”と新たな権力闘争
今、永田町で大きな注目を集めているのが、自民党内で参加議員が急増している「国力研究会」です。一見すると「高市早苗首相の応援団」のように思われがちですが、その内情はもっと複雑で、権力者たちの思惑が交錯する場所となっているようです。なぜ今、この研究会に議員たちがこぞって集まっているのでしょうか。
「高市応援団」の皮を被った「党内結束」の仕掛け
この「国力研究会」は、麻生太郎副総裁が発起人の筆頭に名を連ね、事務局を麻生派の山田宏議員が務めています。かつては「犬猿の仲」と言われた武田良太元総務相が、あろうことか「高市首相を支えるために参加しよう」と呼びかけるなど、その動きは非常に予測困難です。実際には、過去の総裁選で高市首相と激しく争った茂木敏充外相や小泉進次郎防衛相なども発起人に名を連ねており、単なる特定の派閥のための組織ではなく、「自民党全体の結束」を象徴する場所へと変貌を遂げつつあります。「来年の総裁選は無投票で再選するのでは?」という噂まで流れるほど、永田町の空気感は急速に変化しているようです。
菅元首相側近の動きに見る「高市政権」の次なる布石
一方で、権力の核心を突くような別の動きも活発化しています。注目すべきは、菅義偉元首相の側近として知られる阿達雅志元首相補佐官の言動です。エネルギー問題について構造改革や需給抑制を提言するなど、政策面から政権への関与を強めているようにも見受けられます。こうした動きは、単なる政策提言にとどまらず、「ポスト高市」を視野に入れた水面下の権力闘争が始まっていることを示唆しているのかもしれません。「国力研究会」という巨大な渦の中で、果たして誰が主導権を握るのか。自民党内部の暗闘から、今後も目が離せません。