北海道新幹線工事で談合の疑い 公取委が大手9社に異例の立ち入り検査
なぜ今?北海道新幹線工事をめぐる談合疑惑の全貌
北海道の交通の要として期待されている北海道新幹線の札幌延伸工事。その裏側で、驚きの事態が発覚しました。公正取引委員会(公取委)は19日、軌道敷設工事において独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いがあるとして、大手建設会社9社へ一斉に立ち入り検査を実施しました。さらに、発注元である「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」にも調査が入るという、非常に異例の事態となっています。
具体的に何があったのか?受注調整の闇
今回疑われているのは、特定の会社が工事を受注できるように、事前に話し合いが行われていたという「談合」の可能性です。調査対象となった企業には、北海道軌道施設工業、仙建工業、名工建設、広成建設、三軌建設などが含まれています。さらに、発注側の職員がこの不正に関与していた可能性も浮上しており、国民の税金が使われる公共工事の透明性が厳しく問われることになりそうです。
過去にもあった新幹線工事の不正
実は、整備新幹線を巡る公取委の調査は、2013年の北陸新幹線以来、今回で2回目となります。大きな注目を集める国家プロジェクトにおいて、このような不透明な動きがあったことは非常に残念なニュースです。