フジクラの株価が急落!AI時代の新成長戦略と市場が落胆した「本当の理由」
フジクラが2029年に向けた大胆な新戦略を発表
電線・光ファイバー大手として知られるフジクラが、2029年3月期をターゲットにした新しい中期経営計画を発表しました。同社は生成AIやフュージョンエネルギーといった最先端の成長分野に約5300億円もの巨額投資を行うと表明。特にAIデータセンター建設に伴う光ケーブル需要を追い風に、2029年3月期には売上高1兆6000億円、営業利益3150億円という高い目標を掲げました。株主還元として配当性向を40%に引き上げる方針も示しており、一見すると成長への意欲が詰まった魅力的な計画に思えます。
期待外れ?発表直後に株価が17%もの大幅下落
しかし、市場の反応は冷ややかなものでした。新中計の発表直後、フジクラの株価は一時前日比で17%もの急落を記録しました。投資家がここまでネガティブに反応した背景には、14日に発表された通期の営業利益予想が「市場の期待値を大きく下回っていた」ことが挙げられます。株価が上昇トレンドにあっただけに、投資家たちの「期待値の高さ」と「現実の数字」との間に大きなギャップが生じてしまったようです。
原材料リスクと「AI特需」の不透明感
また、市場ではAIデータセンター建設ラッシュに伴う原材料の調達リスクも懸念されています。光ファイバー市場での地位を固めるべく、日米で3000億円もの投資を予定しているフジクラですが、競争が激化する中でどれだけ安定して利益を出せるのか、その実現性を疑問視する声も少なくありません。今回のニュースの詳細は、