「りくりゅう」の魂を受け継ぐ「うたまさ」へ。木原龍一が贈った金言とは?
先輩から後輩へ。五輪の舞台で交わされた熱い絆
フィギュアスケート界のペア種目で日本勢初の世界選手権制覇という歴史を刻んだ「りくりゅう」こと三浦璃来・木原龍一ペア。惜しまれつつ競技から引退した二人の存在は、今も後輩たちの大きな心の支えとなっています。その中でも、アイスダンスで活躍する「うたまさ」こと吉田唄菜(うたな)・森田真沙也(まさや)組は、木原から受けた特別な言葉を胸に、次のミラノ・コルティナ冬季五輪へと突き進んでいます。
「もっと一緒に頑張ろう」――悔しさを糧に変える魔法の言葉
ミラノ五輪の団体戦、メダルの行方はアイスダンスの順位に大きく委ねられていました。「うたまさ」の二人は健闘したものの、世界との壁を感じる結果となり、森田は自身のふがいなさに悔しさを滲ませていました。そんな時、団体戦の厳しさを誰よりも知る木原がそっと寄り添い、「気持ちはわかる。もっと一緒に頑張ろう」と声をかけたのです。かつて自身もソチ五輪で苦しい経験をし、そこから世界王者にまで登りつめた木原だからこそ言える重みのある言葉。この金言は森田にとって大きなモチベーションとなり、新たな競技への向き合い方を教えるきっかけとなりました。
アイスダンスの未来へ。「りくりゅう」が仕掛ける新たな挑戦
引退後も「りくりゅう」の挑戦は止まりません。今夏、二人が発表したのはカップル種目を中心とした新しいアイスショーの開催です。そこには、日本フィギュアスケート界において、さらにアイスダンスの文化を根付かせたいという熱い願いが込められています。先輩から受け継いだ「諦めない心」と「競技への情熱」を武器に、「うたまさ」をはじめとする若手選手たちが、日本の表彰台をさらに高いレベルへと押し上げてくれることに期待が高まります。