「土門薫は全部、俺なんです」名優・内藤剛志が貫く“正義の味方”の流儀と俳優としての矜持
長年にわたり『科捜研の女』の土門薫役や、『警視庁・捜査一課長』の大岩純一役など、数々の刑事ドラマで視聴者を魅了し続ける俳優・内藤剛志。その確固たる存在感から「連ドラの鉄人」とも称される彼が、長年変わらず大切にしている「俳優としての美学」を明かしました。なぜ彼は、これほどまでに多くの人々に愛され続けるのでしょうか。
「家族を守るために人を殺す役はやらない」視聴者の期待に応え続けるプロの選択
内藤は、役を引き受ける際に非常にシンプルかつ明確な基準を設けています。それは、自身のイメージである「正義の味方」という期待を裏切らないこと。たとえ物語上の理由があったとしても、自分の家族を守るために人を殺すような役は引き受けないと決めています。これは、「自分を応援してくれる視聴者の期待を大切にしたい」という強い思いがあるからこそ。彼にとっての土門薫とは、作り込まれた別の人格ではなく「もし自分がその状況にいたらどう動くか」を突き詰めた、紛れもない内藤剛志そのものなのです。
「観客であり続けること」が俳優・内藤剛志の原動力
内藤が俳優としての感性を保つために何よりも重視しているのが、「観客であり続けること」です。プロとして分析的な目で作品を観るのではなく、幼い頃のようにワクワクしながら楽しむ気持ちを忘れないようにしています。自分が関わった作品ですら、完成したものを観る際は一人の客として客観視するという内藤。「観客としての自分を失えば、もっと良いものを作りたいというモチベーションも消えてしまう」と語るその言葉からは、エンターテインメントに対する深い愛情と、一人でも多くの人に届けたいという強い情熱が伝わってきます。
今回、内藤が恩師・大森一樹監督の遺志を継ぎ、佐々木蔵之介と共演した映画『幕末ヒポクラテスたち』への思いや、俳優として生きるための哲学について語ったインタビューの全編は、以下からチェックできます。
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