プロ不在の緊急事態!スバルの開発エンジニアが「GR86/BRZCup」に代打参戦した舞台裏
ニュル参戦による「まさか」の代打劇!開発陣が挑んだ過酷なレースウィーク
TOYOTAGAZOORacingが主催する「GR86/BRZCup2026」の第2戦スポーツランドSUGOにおいて、驚きの光景が見られました。なんと、チームタクティの主力プロドライバー3名が、同時期に開催された「ニュルブルクリンク24時間レース」へ参戦するため不在に。この緊急事態を救うべくハンドルを握ったのは、SUBARUの量産車開発エンジニアたちでした。
現役エンジニアだからこそ分かる「走る喜び」と「限界性能」
代打として白羽の矢が立ったのは、SDA(スバルドライビングアカデミー)のメンバーでもある伊藤和広選手、花沢雅史選手、そしてTeamSDAEngineering監督の伊藤奨選手です。スーパー耐久などで実戦経験はある彼らですが、GR86/BRZCupのようなワンメイクレースは別格。特に、タイヤの性能をわずか1周で引き出す繊細なセッティングは、エンジニアとしての知見が問われる非常に難しい領域です。
プロも認める走り!開発現場へのフィードバックに期待
予選では、百戦錬磨のプロやジェントルマンドライバーがひしめく中で、伊藤和広選手が29位、伊藤奨選手が31位と、持ち前の集中力で完走を果たしました。決勝では、混戦をくぐり抜け、最終的にそれぞれ22位、24位まで順位を上げる大健闘を見せました。現場で自らステアリングを握り、極限状態でマシンを走らせた今回の経験は、今後より良いクルマ作りへと確実に還元されるはずです。「走り」を知り尽くしたエンジニアたちの進化に、今後も目が離せません。