「1995年1月17日、何を知っていますか?」震災遺族の対話を描いたMBSラジオ特番がギャラクシー賞を受賞
震災を知らない世代へ。命の重さを伝える「対話」の軌跡
1995年に発生した阪神・淡路大震災から31年。震災で幼い2人の子どもを亡くした米津勝之さんが、子どもたちと向き合い続ける姿を追ったMBSラジオの特別番組『歌と対話でつなぐ~命を受け継ぐ父親の震災31年』が、権威ある「第63回ギャラクシー賞」ラジオ部門で優秀賞を受賞しました。
一方的な語りではない。子どもたちと共に考える「命の授業」
番組では、米津さんが毎年芦屋市立精道小学校で行っている「命の授業」の様子が描かれています。米津さんが子どもたちに投げかける最初の問いは、「1995年1月17日に起こったことについて何を知っていますか?」というシンプルなもの。体験を一方的に伝えるのではなく、子どもたちとの対話を通して、震災の記憶と命の尊さを次世代へ丁寧に手渡していく様子が多くの視聴者の心に響きました。
音楽が世代を超える。震災の記憶をつなぐ新たな輪
米津さんの次男・凜さんが、亡き兄のランドセルを背負って通学した物語は、楽曲「にいちゃんのランドセル」として広く知られるようになりました。この曲は、岩手県立不来方高等学校の生徒たちによって歌い継がれ、今では震災の被災地である神戸の高校生たちにもその想いが受け継がれています。番組の詳細については、