【北区小学校火災】「本当に命懸けだった」逃げ惑う児童ら、救出の瞬間をカメラが捉える
音楽準備室から出火、騒然とする現場の様子
東京都北区の滝野川第三小学校で発生した火災は、平穏な学校生活を一変させる緊迫した事態となりました。午前11時ごろ、校舎4階の音楽準備室から出火。窓からは黒煙が勢いよく立ち上り、近隣住民からも「子どもたちの泣き叫ぶ声が聞こえた」と当時の凄惨な状況が伝えられています。この火災により、児童2人が腕を骨折、音楽を担当していた女性教諭も骨盤を骨折するなど、計11人が重軽傷を負う大惨事となりました。
ひさしの上で救助を待つ児童たち、決死の避難
火災発生時、音楽室では5年生24人が授業を受けていました。逃げ場を失った児童たちは、校舎のひさし(外壁の出っ張り)へ身を乗り出して救助を待つという極限状態に追い込まれました。当時の状況について、避難した児童は「本当に命懸けだった。死ぬかと思った」と恐怖を語っています。駆けつけた消防隊がはしごを使い、間一髪で児童らを救出する姿も確認されており、一歩間違えばさらに被害が拡大していた可能性も指摘されています。
現場はパニック、懸命の消火活動と今後の調査
現場には消防車や救急車など計75台が出動し、約1時間後に火はほぼ消し止められました。全児童327人は近隣の公園へ避難しましたが、子どもたちは「破裂音が聞こえた」「煙を吸わないようにタオルを口に当てた」と、パニックの中で必死に身を守った様子がうかがえます。警視庁は、火元となった音楽準備室を中心に出火原因の徹底的な調査を進めています。今回の火災の詳細は、