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長崎弁が名前の看板猫「つ」が紡ぐ奇跡の物語!カフェを救い、人々を癒す尾曲がり猫の魅力

投稿日:2025年11月21日

長崎市内のオランダ坂近くに佇むカフェ&バー「CarpeDiemCafe」。このお店には、ひらがな一文字の名前を持つ三毛の看板猫「つ」(メス、8歳)がいます。店主の水口知宏さんと、ママの井上里実さん夫婦の愛猫である「つ」は、来店するお客さんにとってまさにアイドル的存在。今回は、「つ」との運命的な出会いから、名前のユニークな意味、そしてその人気ぶりに至るまで、夫婦が語る感動のストーリーをお届けします。

傷だらけの保護猫「つ」との運命の出会い

「つ」との出会いは8年前。知宏さんの自宅の庭に餌をもらいにやってきていた野良の母猫が、3匹の子どもを連れてきたことから始まりました。そのうち2匹は里親が見つかりましたが、残る1匹は引き取り手が見つからず、たまたま残ってしまった子でした。知宏さんは当時の状況を振り返り、「たぶんカラスに突かれたんでしょう。傷だらけで、皮膚病もひどく、そのままにしていたら、あと半日で死んでいたのではというくらい、衰弱していたんです」と語ります。

瀕死の状態だった子猫を保護し、当時の店の片隅で世話を開始。病院での手当てや皮膚病の治療を受け、当初は知宏さんの帽子の中で寝るほど甘えん坊だった子猫は、約2ヶ月後には元気を取り戻しました。当初は里親を探すつもりだった知宏さん夫婦ですが、世話をするうちに情が移り、お客さんからも可愛がられたこともあり、そのまま家族の一員として迎え入れることになったのです。

「つ」の名前の意外な由来と愛情

「つ」という、ひらがな一文字の名前は非常に珍しく、「なにか意味があるの?」とよく聞かれるそうです。知宏さんは「つ」の名の由来について、「長崎弁で「かさぶた」のこと。保護したころ、治りかけの傷がかさぶたになっていたので、仮にそう呼んでたのですが、お客さんの間では「つーちゃん」と呼ばれて定着したので、そのままになりました」と明かしてくれました。傷だらけだった過去を乗り越え、愛される存在となった「つ」にぴったりの、温かいエピソードです。

「つ」が切り開いた新店舗への道

「つ」が家族になって約1年後、夫婦は現在の「CarpeDiemCafe」に移転しました。実はこの移転の裏にも、「つ」の存在が大きく関係しているとママの里実さんは話します。「この物件を借りられたのも、つのおかげなんですよ。もともとここは貸店舗ではなく、貸すつもりはなかったみたいなんですけど、当時、つによく会いにきてくれていた常連さんの一人が『ここは立地がいいから、オーナーさんに電話してみたら』と勧めてくれて。それがきっかけで、貸してくれることになったんです。もし、つがいなければ、こうしてここで店をしていなかったかもしれません」。まさに「つ」が招いた幸運の移転でした。

賢さと愛らしさで長崎のアイドルに

里実さんによると、「つ」は非常に賢い猫だそうです。「猫が苦手な人を察知するのが早く、猫嫌いな人には近づきません」。先日来店した猫好きの団体客にはたくさん可愛がられ、インバウンドの観光客からも「She’ssocute!」と大人気です。常連客の中には、来店時「つ」にあげるチュールを店にキープしている人もいるほど。近くに女子大があるため、学生たちが店の前を通る際には、窓際のカウンターに座って通学を見守る「つ」の姿が見られます。学生たちも「おはよう」「また明日ね」と声をかけ、観光客に「この子、つっていう名前なんですよ」と店を勧めてくれることもあると、里実さんは嬉しそうに語ります。

尾曲がり猫「つ」が運ぶ数えきれない幸せ

長崎は尻尾が曲がった「尾曲がり猫」が有名ですが、「つ」もまた、かぎ尻尾の持ち主です。「尾曲がり猫は幸運をひっかけてきてくれるよ」と教えてくれた人がいると里実さんは言います。まさにその言葉通り、「つ」のおかげで「猫がいると聞いて来ました」という来店客も多く、数えきれないほどの出会いがありました。「まさかこんなに幸せを運んできてくれるとは、当初は思ってもいなかったですし、つと一緒にいると心が落ち着くので、つには本当に感謝の日々なんです」と夫婦は口を揃えます。傷だらけの野良猫から、多くの人々に愛され、店に幸運をもたらす看板猫へと成長した「つ」。その小さな体には、長崎の街に温かい奇跡を紡ぐ大きな力が宿っています。

【店名】カフェ&バー「CarpeDiemCafe」
【住所】長崎市東山手町1-4第2オーチ東山手1F
【インスタグラム】@mizu_carpe_diem_cafe

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