【週刊バーチャルニュース】ホロアース終了の衝撃とANYCOLORの新たな挑戦、業界の今を総まとめ
ホロライブのメタバース『ホロアース』がサービス終了へ
ホロライブプロダクションを運営するカバー株式会社が、自社開発のメタバースプラットフォーム『ホロアース』のサービス終了を発表しました。2025年4月に正式リリースされたばかりでしたが、わずか1年あまりでの幕引きとなります。運営側は、プロジェクトで得られた技術成果を既存のタレント活動支援や表現技術の向上へと集約する「構造改革」であると説明しています。今回の決定に伴い、31億9900万円もの特別損失が計上されましたが、ファンとしては蓄積された技術が今後のホロライブの進化にどう活かされるのか、期待と注目が集まっています。
ANYCOLORが仕掛ける新規オーディションと新たな可能性
にじさんじを運営するANYCOLORが、育成プロジェクト「VTA(バーチャル・タレント・アカデミー)」にて3種類の新規オーディションを同時開催しています。特に注目すべきは、応募条件に記載された「にじさんじプロジェクト以外でのデビューの可能性がある」という一文です。これは、同社が「にじさんじ」という巨大ブランド以外の新しい展開を模索していることを示唆しており、業界内でも大きな話題となっています。カバーの「mekPark」始動とあわせて、VTuber業界のフロントランナーたちが次なるステージへ向かおうとする動きが加速しています。
BOOTHの3Dモデルに「髪型」「靴」カテゴリが新設
クリエイター向けマーケット「BOOTH」の3Dモデルカテゴリがアップデートされ、新たに「3D髪型」と「3D靴」のサブカテゴリが追加されました。これまで『VRChat』などでアバターを自分好みに改変する際、膨大なアイテムの中から目当てのパーツを探すのが大変でしたが、今回の追加により探しやすさが劇的に向上しました。ユーザーの需要を汲み取ったこの改修は、活発なアバター改変文化をさらに盛り上げていくこと間違いありません。
海底探検をマインクラフトで!海上保安庁のユニークな試み
海上保安庁が、日本周辺の海底地形をリアルに再現した『Minecraft』用ワールドデータを公開しました。普段は到達できない離島や深海底を、ゲームを通じて誰でも疑似探検できるという、行政機関としては非常に珍しく親しみやすい取り組みです。過去には国土交通省による「首都圏外郭放水路」のワールド公開もありました。こうした公共データのオープン化とエンタメの融合は、私たちの生活の裏側にあるインフラへの関心を高める、素晴らしい試みと言えるでしょう。
※本記事は2025年5月19日時点の情報を基に作成しています。詳細は公式サイト