野田佳彦元首相、皇室典範改正案の通過に「私の敗北」 胸中を語る
20年続いた議論の末、野田氏が感じた悔しさの正体とは
2026年2月10日、衆議院本会議にて政府提出の皇室典範改正案が与党や中道改革連合などの賛成多数で通過しました。この決定を受け、中道改革連合の野田佳彦元首相は取材に応じ、自身の率直な思いを「私にとっては敗北です」という言葉で表現しました。
「種火は残った」野田氏が目指す今後の皇室議論
野田氏は、小泉政権時代から20年以上続いてきた「男系維持」と「女性・女系天皇を認めるべきか」という議論の重みを振り返りました。自身の政権時代に行った「女性宮家」の論点整理などを踏まえ、今回の改正案の内容には納得がいっていないことを明かしています。しかし、完全に議論が潰えたわけではないとして、「これからもあきらめずに『種火』を生かしていきたい」と強い意志を語りました。今後は、より本格的な改正を実現するために、党内での結束を強め、同志を増やしていく必要性を強調しています。
「立法府の総意から逸脱」政府の進め方に疑問符
また、今回の法案決定のプロセスに対しても厳しい見方を示しました。皇位継承という皇室の根幹に関わる問題にもかかわらず、配偶者の身分や養子の扱いなど、重要な論点が十分な合意形成に至っていないまま進められたことに触れ、「政府が『立法府の総意』から逸脱した」と強く指摘しました。一方で、所属する中道改革連合が党として賛成を決めたことに対しては、組織人として「賛成と決断された以上は四の五の言わず従いたい」と述べ、党の方針を尊重する姿勢を見せています。今回のニュースの詳細は、