【2026年中学入試】ブームは終焉?首都圏の受験者数推移と「選ばれる学校」の意外な特徴
中学受験者数は「微減」も高水準をキープ
2026年の中学入試が幕を閉じました。SNSでも悲喜こもごもの声が上がっていますが、気になるのは「中学受験ブームは終わったのか?」という点ですよね。首都圏模試センターのデータによると、今年の首都圏の中学受験者数は5万2050人で、昨年比ではわずかに減少したものの、4年連続で5万2000人超えを記録。受験率も過去3番目の高さとなっており、中学受験に対する熱量は依然として「高止まり」している状況です。
東京・茨城が躍進!なぜ受験者数が増えたのか?
全体は微減傾向にあるものの、地域差が鮮明になっています。東京都は前年比101.1%と過去最高を更新し、茨城県も前年比118.2%と大幅に数字を伸ばしました。特に茨城県の躍進の背景には、江戸川学園取手中学校の新設入試や、入試科目を英語を含む5科目型から4科目型へ変更したことによる「受験のハードル調整」が大きく影響しています。東京都心に近いエリアの学校が併願校として再評価されている点は、今後の中学受験戦略を立てる上で非常に重要なポイントといえるでしょう。
入試の変化が招いた「埼玉エリア」の動き
一方で、中学受験の激戦区である埼玉県では、受験者数が減少に転じる動きが見られました。これは、人気校である栄東中学校が入試回数を変更したことや、新設校の偏差値が急激に難化したことで受験生が慎重になったことが要因と考えられています。こうしたデータからは、単なる「人気校」だけでなく、「入試方式の変化」や「偏差値の動向」を冷静に分析し、戦略的に併願校を選ぶ家庭が増えていることが読み取れます。