香港の高級一戸建て市場が急上昇!4年半ぶりの高水準を記録
香港の不動産市場に活気が戻ってきています。大手不動産仲介会社の中原地産(センタライン・プロパティーズ)の最新データによると、今年上半期(1月〜6月)の高級一戸建ての売買件数が367件に達し、なんと4年半ぶりの高水準を記録したことが明らかになりました。なぜ今、香港の高級物件がこれほどまでに注目を集めているのでしょうか。
中古物件が市場を牽引!高級住宅への資金流入が加速中
今回の調査では、成約総額は171億9,400万香港ドル(約3,580億円)を記録し、前回の半年間と比較しても成約件数が8.6%増、成約額が4.4%増と順調に数字を伸ばしています。特に注目すべきは中古物件の好調ぶりです。中古の成約件数は10.2%増の325件、成約額は13.5%増と、市場全体の回復を力強く支えています。一方で、新築物件はやや落ち着いた動きを見せています。
1億円超えの超高級物件も活発、今後の市場はどうなる?
1億香港ドル(約20億円)を超える超高級物件も40件成約しており、富裕層からの需要が依然として底堅いことが分かります。エリア別に見ると、やはり香港島が圧倒的な人気を誇っており、次いで新界地区、九龍地区と続いています。中原地産は、この住宅市場全体の活況を受けて、2026年通年では成約件数が約700件に達すると予測しています。これは、不動産ブームに沸いた2021年以来、5年ぶりの高水準となる見込みです。今後の香港の不動産市場がどのような動きを見せるのか、引き続き注目が集まります。