米新築住宅販売が2カ月ぶりにプラス転換!でも「マイホーム購入」はまだ厳しい?現状を解説
販売戸数はわずかに増加、しかし市場には依然として重たい空気
米商務省が発表した6月の新築一戸建て住宅販売戸数は、年率換算で62万8000戸となり、前月比で1.6%の増加を記録しました。2カ月連続の減少からようやく反転の兆しを見せた形ですが、市場の雰囲気は決して明るいものばかりではありません。専門家の予想を上回る数字ではあったものの、住宅ローン金利の高騰や、住宅価格がまだまだ高いという「アフォーダビリティ(買いやすさ)」の問題が、購入を検討する人たちの大きな壁となっているのが現実です。
住宅ローン金利が11カ月ぶりの高水準に
なぜここまで住宅市場が冷え込んでいるのでしょうか。その最大の要因は、急激に上昇した住宅ローン金利にあります。フレディマックのデータによると、30年住宅ローン金利の全国平均は6.58%まで上昇。別の指標でも6.69%と、どちらも11カ月ぶりの高水準を記録しました。世界情勢の不安定化に伴い金利が押し上げられていることが、私たちの「理想のマイホーム」への道のりをより遠ざけています。
価格は下がっているけれど…今後の市場はどうなる?
一方で、気になる住宅価格については、新築住宅の中央値が約39万8300ドルとなり、前年同月比では2.7%下落しました。少しずつ価格は下がってきていますが、オックスフォード・エコノミクスのシニアエコノミストであるマシュー・マーティン氏は、インフレの影響で家計に余裕がない現状を指摘しています。住宅ローン金利の上昇と生活費の圧迫が続く限り、当面の間は販売の乱高下が続きそうです。これから購入を検討している方は、住宅市場の動きを慎重にチェックしていく必要がありそうですね。
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