擁護の余地はある?『ガンダムSEED』で視聴者から反感を買ったキャラクターたちの「真実」とは
嫌われキャラには理由がある?憎まれたキャラたちの行動を振り返る
2002年から放送された『機動戦士ガンダムSEED』、そして2004年の続編『機動戦士ガンダムSEEDDESTINY』。多くのファンに愛されるこのシリーズですが、物語を動かすキャラクターの中には、あまりの身勝手さや非情な行動から、放送当時に視聴者から大きな反感を買ったキャラクターも存在しました。特に「ロード・ジブリール」や「ユウナ・ロマ・セイラン」は、作中の言動が多くのヘイトを集めた代表例です。
「救いようがない」とされたキャラクターたち:ジブリールとユウナ
『DESTINY』に登場するブルーコスモスの盟主「ロード・ジブリール」は、大量破壊兵器で民間人を犠牲にするなどの残虐非道な行いから、絶対的な巨悪として描かれました。責任転嫁を繰り返す姿は、前作の悪役アズラエルと比較しても「小物感が否めない」と辛辣な評価を受けることも少なくありません。また、オーブの権力者「ユウナ・ロマ・セイラン」も、カガリへの強引な政略結婚や、自分の立場を守るための「その場しのぎの嘘」が視聴者の怒りを買いました。彼らの行動は、国家を危機に陥れる結果を招き、ファンからも同情の余地なしとされる「残念なキャラクター」の筆頭に挙げられています。
評価が激変?「三大悪女」フレイ・アルスターに見る再評価の動き
一方で、かつて「ガンダム三大悪女」の一人と評された「フレイ・アルスター」については、近年のSNSを中心に評価が劇的に変化しています。放送当時はサイ・アーガイルを裏切り、キラ・ヤマトを精神的に利用するような言動に批判が殺到しました。しかし、時を経て「戦争に巻き込まれ、復讐心と孤独に揺れる等身大の少女だった」という見方が広まりました。SNSでは「二人は未熟だからこそ惹かれ合っていた」「フレイの存在はキラの支えになっていた」といった共感の声も多く見受けられます。キャラクターの未成熟さを人間味として受け入れる視聴者が増えたことで、彼女は単なる悪役ではなく、悲劇的なヒロインとして再定義されつつあるのです。
時代が変われば見え方も変わる。改めて振り返りたい『ガンダムSEED』
当時の放送では純粋に「嫌い」と感じたキャラクターも、改めて見返すとまた違った感情が生まれるかもしれません。2023年に公開された