【50年の時を経て明かされる伝説】伊藤銀次が語る大滝詠一の遊び心と「ナイアガラ・トライアングル」誕生秘話
50周年盤で明かされる「幸せにさよなら」の制作秘話
1976年に発表され、日本の音楽史に燦然と輝く名盤『NIAGARATRIANGLEVol.1』が、今年で50周年を迎えました。音楽評論家・田家秀樹氏がパーソナリティを務めるラジオ番組「J-POPLEGENDCAFE」では、このアニバーサリーを記念して、メンバーの一人である伊藤銀次さんをゲストに迎えた特別企画を放送。シングル曲「幸せにさよなら」が、実はアルバム完成後にエディットによって作り上げられた奇跡のトラックであったことが明かされました。伊藤さんによると、3人の声をバランスよく入れるために大滝詠一さんが細部までこだわり抜いて調整した、まさに「ナイアガラ流の職人芸」が詰まった一曲なのです。
「遊び」を最高の商品に変える、大滝詠一のプロデュース術
番組では、「FUSSASTRUTPart-1」のレコーディング風景についても深掘りされました。当時の貴重な映像には、細野晴臣さんや当時まだ無名だった坂本龍一さんの姿も。伊藤さんは、大滝さんについて「遊び心を商品にできる唯一の人」と語ります。レコーディング現場に集まったミュージシャンたちと楽しみながら、時には騙し討ちのようなユニークな演出で最高の結果を引き出す。そんな大滝さんのスタイルこそが、今の日本の音楽シーンに多大な影響を与えたプロデュース術の源流だったのかもしれません。歴史的名盤の裏側を知ることで、50年経った今もなお色褪せない音楽の魅力が、より一層深く感じられます。
今回紹介された「NIAGARATRIANGLEVol.150周年記念盤」の詳細は、公式サイト