【命を守る行動を】石川・富山でレベル5大雨特別警報!「車での移動は絶対ダメ」専門家が緊急警告
「レベル5」は命に関わる危険な状況!今すぐとるべき避難行動とは
石川・富山両県に発表された「レベル5大雨特別警報」。この状況について、元気象庁長官の山本孝二氏は「水が溢れて市街地を暴れ回っている」と深刻な現状を解説しました。レベル5は「直ちに身の安全を確保せよ」という緊急事態。外へ出ること自体が非常に危険なため、2階建ての家であれば、より高い階へ移動する「垂直避難」を最優先にしてください。近くに頑丈な高い建物がある場合は、そこに逃げ込むことも有効な手段です。
「内水氾濫」に要注意!道路が川になる恐怖
今回警戒が必要なのは、河川の氾濫だけでなく「内水氾濫」です。これは、下水道の排水能力を大幅に超える雨が降ることで、街中のいたるところから水が溢れ出す現象です。「時間雨量100mm」という猛烈な雨の前では、都市機能も麻痺します。山本氏は、「内水氾濫と外水氾濫を区別する余裕はない。街中を水が暴れ回っている状況と考え、とにかく水から離れることが重要」と警鐘を鳴らしています。
車での移動は命取り!「冠水道路」には絶対に近づかないで
特に注意が必要なのが「車での移動」です。浸水した道路ではエンジンが停止し、水圧でドアが開かなくなる危険があります。車が立ち往生してしまった場合、自力での脱出が極めて困難になります。通勤・通学中であっても、車での移動は絶対に控えてください。また、すでに冠水している道路を歩くのも非常に危険です。マンホールや側溝から水が逆流し、吸い込まれる事故も多発しています。「冠水した場所には近づかない、歩かない、離れる」という3原則を徹底しましょう。
「ハザードマップの盲点」を理解して自分を守る
多くのハザードマップは河川の氾濫を想定していますが、今回のような激しい雨による「内水氾濫」まで網羅できていないケースも少なくありません。「ハザードマップが大丈夫だから」という油断は禁物です。いざという時は、水が流れていく方向を観察し、低い場所から離れるなど、その場の状況に応じた冷静な判断が求められます。自分の命を守るために、最新の気象情報に注意し、早めの避難を心がけてください。
最新の気象情報は気象庁の公式サイトから確認できます。