「受験なめてる?」から一転、勉強が手につかない高3生へ。脳を騙してやる気を出す「1分勉強法」とは
高3という勝負の時期を迎えたものの、「やる気はあるのにどうしても机に向かえない」「スマホを見て時間を溶かしてしまう」と悩む受験生は非常に多いものです。かつて周囲を冷めた目で見ていた自分が、いざその立場になると同じ行動をとってしまうという自己嫌悪。しかし、4000人以上の生徒を指導してきた教育家・石田勝紀さんは、「それはあなたの性格のせいではない」と断言します。
「勉強できない」のは根性不足ではない!脳の仕組みを味方につける方法
「目標はあるのに動けない」という悩みに対し、石田さんは「人間の脳はそもそも、遠くて大きな目標のためには動かないようになっている」と解説します。第1志望や将来の夢といった壮大な目標を前にすると、脳は過度なプレッシャーを感じてフリーズしてしまうのです。努力ができないのは「意志の弱さ」ではなく、脳の自然な反応に過ぎません。
まずはハードルを「1分」まで下げよう。今日からできる脳のハック術
気合や根性で自分を変えようとすると、高い確率で3日坊主になります。大切なのは、「行動のハードルを徹底的に下げる」こと。例えば、数学の参考書を最初から解こうとするのではなく、「教科書を1分だけ開く」「単語帳を1ページだけ眺める」といった、失敗しようがないほど小さな行動から始めるのです。小さな達成感が脳の報酬系を刺激し、気づけば「もう少しやってみようかな」と学習の勢いがつくようになります。
「自分を客観視できている時点で、あなたはすでに前へ進む準備ができています」と語る石田さん。まずはスマホを置くことよりも、「とりあえず1分だけ教科書を開く」という、驚くほど簡単なステップから今日を始めてみませんか?