アニメ監督・柳瀬雄之さんが死去 「心筋梗塞」の恐ろしい前兆と対策を医師が解説
「聖闘士星矢Ω」や「ポケットモンスターXY」などの人気アニメで演出を手がけた、アニメーション監督の柳瀬雄之さんが、8月22日に心筋梗塞のため亡くなりました。59歳という若さでの訃報に、アニメ業界のみならず多くのファンから悲しみの声が上がっています。突然命を奪うこともある「心筋梗塞」とは、一体どのような病気なのでしょうか。
心筋梗塞は突然やってくる「命に関わる病気」
心筋梗塞は、心臓の筋肉に血液を送る冠動脈が詰まり、心筋が酸素不足になって壊死してしまう病気です。日本では脳卒中・がんと並ぶ三大死因の一つとされています。動脈硬化が進行し、血管の中にできた血の塊が血流を遮断することで起こりますが、その多くは突然発症します。しかし、先進的な治療技術が発達した現代では、一刻も早い処置ができれば高い確率で助かる病気でもあります。
見逃してはいけない「前兆」と「初期症状」
心筋梗塞には、発症の数日前や1〜2ヶ月前からサインが出ているケースがあります。特に注意したい前兆は「胸の痛みや圧迫感」「背中・首・肩の痛み」「階段を上る時の息苦しさ」などです。また、実際に発症した際には「左胸の激しい痛み」や「20〜30分以上続く圧迫感」のほか、「冷や汗」「吐き気」「呼吸困難」といった症状が伴います。こうした異変を感じたら、迷わず循環器内科を受診することが重要です。
生活習慣を見直し、定期検診で予防しよう
心筋梗塞の主な原因は、高血圧や糖尿病、喫煙などの生活習慣にあります。高齢の方や持病がある方は、自覚症状がないまま進行することもあるため、日頃からの定期検診が欠かせません。もし、ご自身や身近な人に心当たりのある症状が出た場合は、決して我慢せず、早めに専門医へ相談しましょう。詳しくは、心疾患に関する詳しい情報が掲載されている