習近平氏が訪米へ!大規模な企業代表団を同伴、狙いは「投資アピール」か
習近平国家主席の異例の動き、その目的とは?
中国の習近平国家主席が今月予定している訪米において、「大規模な企業代表団」を同行させる計画であることが関係者の話で明らかになりました。習氏が外遊に多くの企業トップを引き連れるのは非常に珍しいことです。現在、米国側が中国からの投資に対して慎重な姿勢を見せていることや、中国国内で政府と民間企業の間に緊張感があることを考えると、この動きはまさに「異例のサプライズ」といえるでしょう。
投資意欲をアピールし、経済関係の改善を目指す
今回、代表団を編成する最大の狙いは、中国側が「米国への投資や商業関係をさらに拡大したい」という強い意思を世界に示すことにあります。特に米国では中間選挙を控えており、中国からの大規模な投資や雇用拡大の約束は、トランプ政権にとっても経済的な追い風となる可能性があるため、両国にとって「プラスの材料」を探る動きだと分析されています。
2015年の再来?過去には大きなビジネス成果も
習氏が大規模な企業代表団を率いて訪米したのは、2015年のことが記憶に新しいでしょう。当時はアリババのジャック・マー氏やテンセントのポニー・マー氏などが同行し、米ボーイング社の航空機300機を購入するという総額380億ドルの巨大な商談を成立させました。また、Appleのティム・クック氏やMeta(当時Facebook)のザッカーバーグ氏ら、米ハイテク業界のトップとも交流し、大きな話題となりました。
今回の成果は「象徴的」にとどまる可能性も
とはいえ、現在の米中関係は当時と比べて非常にデリケートです。中国からの投資に対する米国の監視の目は厳しく、今回の首脳会談で大きな経済的進展が期待できるのかについては慎重な見方も多いのが現状です。多くの関係者は、今回の訪問について「実利よりも象徴的な意味合いが強い」とみており、大きな発表があるかどうかは不透明な状況が続いています。
今後の両国の動向については、以下のロイターの報道も併せてチェックしてみてください。