「最近、夜眠れない…」その原因は睡眠ホルモン不足?精神科医が教えるメラトニンを増やす習慣とは
なぜ年齢とともに眠りが浅くなるのか?「睡眠ホルモン」メラトニンの正体
夜になってもなかなか寝つけない、朝までぐっすり眠れない。そんな悩みを持つ人は、実は年齢を重ねるごとに増えていくものです。その大きな鍵を握っているのが、「メラトニン」という脳内物質です。メラトニンは「睡眠ホルモン」とも呼ばれ、体内時計と連動して夜間に分泌されることで、体に「そろそろ寝る時間だよ」と準備を促す重要な役割を担っています。しかし、残念なことにこの分泌量は十代をピークに加齢とともに減少してしまいます。これが、シニア世代が不眠に悩みやすくなる大きな理由の一つなのです。
良質な睡眠を阻害する「悪習慣」とは?今日からできる見直しポイント
メラトニンの分泌を妨げ、睡眠の質を下げてしまう一番の原因は、「不規則な生活習慣」と「日光を浴びないこと」です。現代人はデスクワークやスマホの長時間利用により、太陽光を浴びる時間が減り、体内時計が乱れがちです。体内時計が狂うと、メラトニンは夜になってもうまく分泌されず、寝つきの悪さや熟睡感の欠如につながります。時差ボケの治療にも使われるほどリズム調整に重要なメラトニンを補うためには、朝起きたらまず日光を浴びることを意識しましょう。
ぐっすり眠るために知っておきたい「快眠術」のヒント
加齢によるメラトニンの減少は避けられない生理現象ですが、日々の生活習慣を整えることで、その減少分をカバーすることは可能です。精神科医の保坂隆氏は、著書