SNSの「おすすめ機能」がオフに?オーストラリアの新たな規制案が与える影響とは
SNSのアルゴリズムから「脱出」できる?オーストラリアが提示した新たなルール
ついつい時間を忘れてSNSのタイムラインを眺めてしまう……そんな経験はありませんか?オーストラリア政府は、SNS企業に対して利用者がアルゴリズムをオフにできる選択肢を義務付ける新たな規制案を提示しました。これは、AIがユーザーの好みを分析して「おすすめ」を表示する仕組みから抜け出し、かつてのSNSのように「フォローしている人の投稿だけを時系列で見る」状態を選べるようにするというものです。
「依存」を終わらせるための選択肢。世界初の子ども向け規制に続く一歩
今回の規制案の背景には、SNSによる「スクロール依存」への強い懸念があります。オーストラリアはすでに16歳未満のSNS利用を禁止する世界初の措置を打ち出していますが、今回は全世代を対象としています。アルバニージー首相は、「これは政府による管理ではなく、国民一人ひとりがSNSのコントロールを取り戻すためのものだ」と強調しています。もし企業がこれに従わず、悪質な設計を続けた場合には、最大約121億円という巨額の罰金が科される可能性があります。
EUも先行する「アルゴリズム規制」の今後
実は、すでにEU(欧州連合)でもSNSのプロファイリングを無効にする選択肢の提供が義務付けられています。しかし、企業側がわざとオプトアウト(オフにする操作)を分かりにくくする「ダークパターン」を仕組んでいるとして、規制当局との攻防が続いています。今回のオーストラリアの動きは、