「確認する時間がなかった」高市首相の答弁に国会騒然 文春報道の「秘書音声」巡り野党が憤慨
事前通告は「今朝3時半」と釈明。有料記事の壁に阻まれ審議ストップの事態へ
2025年10月4日に行われた衆院予算委員会で、高市早苗首相と野党議員の間で激しい応酬が繰り広げられました。争点となったのは、「週刊文春」が報じた高市氏の陣営による他候補への中傷動画作成疑惑です。質問に立った中道改革連合の伊佐進一議員は、文春オンラインで公開された「高市氏の第1秘書とされる男性の音声」について事実関係をただそうとしましたが、高市首相は「質問通告を見たのが今朝の3時半で、物理的に確認する時間がなかった」と答弁し、その場での回答を拒否しました。
「何のための事前通告か」野党側の憤りと首相の苦しい言い分
伊佐議員は、質問の内容を事前に省庁を通じて通告していたことを強調し、「何のための事前通告か」と強く憤慨しました。これに対し高市首相は、直近の台風対応や国会答弁の準備で「ほぼ徹夜状態」だったと説明。さらに、問題の音声が「会員制の有料オンライン記事」であることを理由に、「面識のない方の言い分を報じるメディアの有料会員になるつもりはなく、確認する術もなかった」と弁明しました。この発言に対し、中道席からは激しいやじが飛び、一時審議が止まるなど、国会は騒然とした空気に包まれました。
SNS規制議論の最中に噴出した疑惑。国民の関心と国会の対応に乖離か
伊佐議員は「総理の職責は理解しているが、今回は国民が非常に注目している問題だ」と指摘。現在、国会でSNS上の誹謗中傷規制についての議論が進められる中で、首相周辺で起きた今回の疑惑は看過できない事態だと訴えました。事前の打ち合わせで「通告は共有されているはずだ」とする野党側と、多忙を理由に確認不足を強調する首相側。この平行線をたどる議論の行方に、今後も各メディアの報道や、最新の関連情報は以下のURLからチェックが必要です。