「環境危機時計」は9時39分!地球の限界に私たちはどう向き合う?
有識者が警鐘!「極めて不安」な環境の現在地
皆さんは、地球の環境が今どんな状態にあるか考えたことはありますか?公益財団法人旭硝子財団が毎年発表している「環境危機時計」をご存知でしょうか。これは、世界の環境専門家たちが「地球の環境がどれくらい危険な状態か」を時刻で示す指標です。2026年9月8日に発表された最新の時刻は9時39分。前年からさらに7分針が進み、引き続き「極めて不安」という深刻なゾーンに突入しています。専門家たちの多くが、気候変動や生物多様性の喪失といった問題に対し、強い危機感を抱いていることが浮き彫りになりました。
「大人の危機感」と「若者の希望」に大きなギャップ
注目すべきは、専門家の意識と、私たち一般生活者の意識とのギャップです。国内のアンケート調査によると、一般生活者が感じる環境危機時刻は「7時03分(かなり不安)」にとどまっており、専門家との間に大きな乖離が見られました。しかし、最も希望が持てるデータもあります。なんと、高校生世代の51%が「環境問題は解決できる」と回答したのです。これは大人世代(25~69歳)の回答率27%を大きく上回る数字です。「あきらめない姿勢」こそが、未来を変える一番の鍵になるかもしれません。
「地球の許容量」を宇宙から見ると?
発表会に登壇した宇宙飛行士の毛利衛さんは、かつて宇宙から見た地球の姿を例に挙げ、「急速な人口増加と温室効果ガスの排出により、地球は許容量の限界に来ている」と警鐘を鳴らしました。毛利さんが初めて宇宙へ行った1992年当時、世界人口は55億人でしたが、現在は83億人を超えています。毛利さんは「インフルエンザで体温が上がるように、人間が増えすぎたことで地球の気温も上昇している」と、地球環境の深刻さをわかりやすく解説しました。詳しい調査結果については、