今年の株主総会で注目!「ダルトン・インベストメンツ」に浮上した「黒い噂」とは?
物言う株主「ダルトン」の過激な投資手法に波紋
今年の株主総会シーズンで、市場関係者から熱い視線を集めているのが、米系投資ファンドの「ダルトン・インベストメンツ」です。一昨年、フジ・メディア・ホールディングスに対して大規模な株買い増しや不動産事業の売却を要求したことでその名が知れ渡りましたが、今度は別の理由で業界をざわつかせています。同社は現在、文化シヤッターやあすか製薬といった日本企業に対しても、株式の非公開化を迫るなど、強気の姿勢を崩していません。
「折り返し出資」という投資戦略の代償
ダルトンが狙っているのは「折り返し出資」と呼ばれる手法です。非公開化で一時的に高値で利益を得つつ、将来的な再上場で再び利益を狙うという、ターゲット企業からすれば二度利益を吸い上げられる厳しいシナリオです。これに対し、あすか製薬側は、ダルトン側が大麻関連企業に出資している事実を指摘。「麻薬ビジネスに関わるファンドが製薬会社に投資する影響をどう考えているのか」と、痛烈な逆質問を投げかける事態に発展しています。
創立者と「エプスタイン事件」の接点に世間が騒然
さらに注目を集めているのが、創立者であるジェームズ・ローゼンワルド氏と、性犯罪事件で世界を震撼させたジェフリー・エプスタイン氏との関係です。報道によると、二人は過去に教師と教え子という関係があり、エプスタインの犯罪告発後にローゼンワルド氏が称賛メールを送っていたという疑惑も浮上しています。ダルトン側は「個人的な関係や仕事上の関係は一切ない」と否定していますが、日本の企業経営陣にとって、ダルトンはかつてないほど警戒すべき相手となっていることは間違いなさそうです。
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