BaseBallBearが証明した「スリーピースの最強形」—『SHIBUYANONFICTIONⅢ』ライブレポ
映像演出なしで観客を圧倒!BaseBallBearがLINECUBESHIBUYAで見せた“現在地”
結成25周年、メジャーデビュー20周年という記念すべきアニバーサリーイヤーを駆け抜けるBaseBallBearが、9月4日にLINECUBESHIBUYAにて主催公演『SHIBUYANONFICTIONⅢ』を開催しました。今回のライブは、映像などの過剰な演出を一切排除し、バックドロップのみという極めてシンプルなステージ構成。まさに「スリーピースバンド」という存在そのものの力で観客を魅了する、圧巻のステージとなりました。
デビュー20年を超えて到達した「鳴り」の極致
ライブは「17才」から幕を開け、「BREEEEZEGIRL」と続きます。近年のBaseBallBearは、ライブサウンドを徹底的に見直し、3人の出音が重なり合うことで生まれる濃密な“面”のグルーヴを追求してきました。その成果は、ホールという会場の特性と相まって、演奏の輪郭を鮮やかに描き出しました。最新作『LyricalTattoo』からの楽曲や、ファンクネスをロックとして昇華させた「TransferGirl」など、進化を止めない彼らの“現在地”を強く印象づけるセットリストが展開されました。
真顔で突き進むバンドの核心と、祝祭の夜
ライブ中盤、夏の終わりを彷彿とさせる「senkou_hanabi」から「夏の細部」、そして「EndlessEtude」へと続く流れは、バンドのディープでサイケデリックな側面を際立たせました。どれほど複雑で異形な音を鳴らそうとも、あくまで“真顔”で演奏しきる彼らの佇まいこそ、現在のBaseBallBearの核心と言えるでしょう。今回のライブの詳細や、今後の活動については公式サイト