物価高でもなぜ一人勝ち?ローソンが「大手唯一」の客数増を達成した戦略とは
物価高の逆風を跳ね返す「お得」と「ワクワク」の両立戦略
毎日の買い物で、コンビニの価格や品揃えをシビアにチェックするようになったという方も多いのではないでしょうか。物価高騰やドラッグストアとの競争が激化する中、大手コンビニ各社が集客に苦戦する中、ローソンだけが唯一「客数増」を達成し、好調をキープしています。なぜ今、私たちの足はローソンに向いてしまうのか、その驚きの戦略に迫ります。
「ハピとく祭」で賢く節約!目的買いを生むお得キャンペーン
ローソンが客数増を達成した大きな理由のひとつは、消費者の「節約志向」にしっかりと寄り添った施策です。おにぎりを2個買うとドリンクが無料でもらえる「ハピとく祭」や、自社アプリをフル活用した割引キャンペーンなど、生活者にとって「今、ローソンに行けば確実にお得」という明確な目的を作ったことが、多くの顧客を惹きつけるきっかけとなりました。ただ安いだけでなく、買い物が楽しくなるような仕掛けが今の時代にマッチしているのです。
SNSで話題の「非食品」がアツい!日用品も「わざわざ」買う時代へ
ローソンの強みは食品だけではありません。今、「非食品群」のクオリティの高さが大きな注目を集めています。例えば、マンダムと共同開発したボディシート『GATSBYアイスボディペーパーフィグの香り』は、その絶妙な香りがSNSで大きな話題となり、シリーズ化されるほどのヒット商品に。また、アウトドアブランド「コールマン」とのコラボ傘も、機能性とデザイン性を両立し、「日傘男子」という新しいニーズを的確に捉えて爆発的な売れ行きを記録しました。「近くにあるから寄る」場所から、「この商品が欲しいからローソンに行く」という「目的買い」のスポットへと変化していることが、ローソン躍進の正体と言えそうです。
「お買い物の場」としての進化が、これからも私たちを惹きつける
単なる食品の購入場所ではなく、生活を豊かにする日用品やお気に入りのアイテムが見つかる場所へ。ローソンは、ただ商品を並べるのではなく、お客様が「ワクワク」する体験を提供することを重視しています。大手コンビニの中でもいち早く「日用品を買いに行く場所」としての地位を確立しつつあるローソン。今後もどのようなユニークな新商品が登場するのか、私たちの日常に寄り添うローソンの進化から目が離せません。