【2023年】中秋の名月は満月じゃない?今夜楽しむための「お月見」予報
中秋の名月=満月とは限らない?その理由を解説
秋の風物詩である「中秋の名月」。毎年この時期になると「今夜は満月かな?」と期待して空を見上げますよね。しかし、実は「中秋の名月=満月」とは限らないということをご存じでしたか?今年の「中秋の名月」は、実は満月と日付が2日ほどズレているんです。
そもそも「中秋の名月」とは、旧暦の8月15日の夜に見える月のこと。一方で満月は、天文学的な月の満ち欠けによって決まります。月の軌道が楕円を描いていることや、満ち欠けのスピードが一定ではないことなどが理由で、必ずしも「十五夜が満月」とは一致しないのです。今年の満月は、十五夜から2日後の27日(日曜日)の未明となります。
98%の月でも十分きれい!今夜のチャンスを逃さないで
「じゃあ、今夜は月を見ても意味がないの?」と思った方、安心してください。今夜の月は98%の輝きを放っており、見た目にはほぼ満月と変わりません。煌々と輝く美しい月を楽しむには申し分ない状態です。
気象予報士の片平敦さんによると、特に関西・近畿地方では「27日の満月当日は天気が崩れる予報」が出ています。そのため、満月を待たずに「今夜のうちに月を見ておくのが大事」とのこと。雲が多い予報も出ていますが、少し雲が晴れた隙間から顔を出す月はとても幻想的ですよ。今夜はぜひ、温かいお団子を用意して、夜空を見上げてみてくださいね。
お月見のルーツは平安時代?日本文化を感じる夜に
私たちが当たり前のように楽しんでいる「お月見」ですが、そのルーツは遣唐使が中国から持ち帰った文化だと言われています。平安時代には貴族の優雅な楽しみとして広まり、江戸時代になると庶民にも親しまれる行事となりました。月を見ながら団子を食べるというスタイルも、長い歴史の中で定着していったものなのです。
お月見団子を買いに和菓子店へ足を運ぶのも、季節を感じる素敵な習慣です。美味しいお団子を片手に、古くから続く日本の文化に触れながら、秋の夜長をゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。詳しい天気予報は、最新の気象サイト