【阪神】岩貞祐太が今季限りで引退 13年間の猛虎人生に幕…横田慎太郎さんへの思いを胸に
先発からリリーフへ、波瀾万丈の13年間を駆け抜けた左腕
阪神タイガースの岩貞祐太投手(35)が、今季限りで現役を引退することが明らかになりました。横浜商大から2013年のドラフト1位で入団し、13年間にわたってチームを支え続けた左腕が、ついにマウンドを去る決断を下しました。2016年には先発として10勝を挙げる活躍を見せ、2020年途中からはリリーフへ転向。どんな役割も厭わずに腕を振り続けた姿は、多くのファンの胸に刻まれています。
「もうダメだ」と思った時、支えてくれたのは天国の仲間
岩貞投手が厳しいプロの世界で「1年でも長く」と走り続けられたのには、大きな理由がありました。それは、2023年7月に28歳の若さでこの世を去ったドラフト同期の横田慎太郎さんの存在です。現役時代、病と闘いながらも決してあきらめなかった横田さんの姿を思い浮かべ、岩貞投手は「そんな姿は見せられない」と、何度も折れそうな心を奮い立たせてきました。今も球団施設に残る横田さんの笑顔のプレートは、岩貞投手にとって最後まで自分を律する糧であり続けたのです。
「悔いはない」次なるステージへ向かう決意
今季は左肘の故障もあり、1軍登板は4月の1試合にとどまりました。自身の求める投球スタイルと現実のギャップを感じ、「今の出力では居場所をつかめない」と静かに引き際を見極めたといいます。しかし、13年間でつかんだ日本一やリーグ優勝という栄冠は、彼にとって何物にも代えがたい宝物となりました。チームのレジェンドから後輩たちへ、熱い魂を受け継いできた岩貞投手。最後まで「猛虎の左腕」としての誇りを貫いたその野球人生に、心からの拍手を送りたいですね。
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