HISのパスポート情報流出、発覚から「1年後の公表」に批判殺到…その真相を広報に直撃
なぜ発覚から1年経ってからの発表だったのか?
大手旅行会社「HIS」がタイ現地法人で発生した顧客のパスポート情報などの流出について発表しましたが、その「あまりにも遅すぎる対応」がネット上で大きな波紋を呼んでいます。今回流出した可能性があるのは、過去にHISを利用してタイへ渡航した顧客のパスポート番号や有効期限、アレルギー情報など最大627人分にのぼります。多くの人が不安を抱く中で、なぜここまで時間がかかってしまったのでしょうか。
ネットで広がる疑念「責任をうやむやにするつもり?」
今回、特にユーザーの間で問題視されているのは、2025年12月の発覚から公表まで約1年という空白期間があったことです。「昨今のサイバー攻撃や情報漏洩事件の多発に乗じて、騒ぎに紛れ込ませようとしているのではないか」といった厳しい疑念の声がSNSで噴出しました。リスクの高いパスポート情報というデリケートな個人情報だからこそ、被害者側は「もっと早く知らせてほしかった」というのが正直なところでしょう。
HIS広報の回答「意図的な調整は一切ない」
こうした批判に対し、HISの広報担当者は取材に対して「他の事案に紛れ込ませる目的で時期を調整した事実は一切ない」と断言しました。公表までに時間がかかった理由については、個人情報を含まないファイルが混在するサーバー内から、手作業も含めて慎重かつ精緻にデータの照合・特定を行う必要があったと説明。誤った情報を提供しないためのプロセスだったとしていますが、企業にとって「発表のスピード」と「情報の正確性」、どちらを優先すべきかという課題が改めて浮き彫りとなりました。
個人情報漏洩に巻き込まれたらどうすればいい?
今回のように、自分の情報が流出しているかもしれないという不安を抱えることは誰にでも起こり得ます。万が一、自分の個人情報が流出してしまった可能性がある場合は、クレジットカードの利用履歴に不審な点がないか確認したり、身に覚えのない連絡には慎重に対応したりすることが大切です。詳細は