「仲間内だから大丈夫」は大間違い!社内チャットの何気ない一言で書類送検されるワケ
「ここだけの話」で済まされない!チャットの悪口が刑事事件に発展する現実
「仲のいい同僚だけのグループチャットだから何を書いても安心」――そんなふうに思っていませんか?実はその「仲間内だから」という油断が、あなたを刑事事件の当事者にしてしまう危険性があります。実際に、社内チャットで同僚の噂話をした人物が名誉毀損の疑いで書類送検されるケースが発生しています。チャットのスクリーンショットや転送は、もはや日常茶飯事。一度送信したメッセージが誰の手に渡るか、自分自身でコントロールすることは不可能なのです。
「本当のこと」でもアウト?名誉毀損罪が成立する3つのポイント
意外と知られていないのが、「書いた内容が事実であっても名誉毀損になる」という事実です。名誉毀損罪で重要視されるのは「その内容が嘘か本当か」ではなく、「具体的な事実を摘示して社会的評価を下げたか」という点です。「あの人は〇〇をした」という具体的なエピソードは、たとえ事実であっても法的に問題視される可能性が高いのです。感情的な「嫌い」といった感想とは異なり、事実を書き込む行為は非常にリスクが高いことを理解しておく必要があります。
ネット社会の常識「一度書いたら消せない」という覚悟を持つ
閉じた空間にいると人間は安心感を覚え、普段なら言わないような毒を吐いてしまうものです。しかし、その一文がスクリーンショットで拡散され、いつの間にか会社中へ、そして法廷へと持ち込まれるリスクは常に存在します。「自分の手を離れた言葉は、もう自分では回収できない」。この当たり前の事実を忘れたとき、私たちは「被害者」ではなく「加害者」として一線を越えてしまうのです。今日から社内チャットやグループLINEでの発言には、細心の注意を払うようにしましょう。
参考書籍: