「それ、ヤバいよ」ママ友の“健康マウント”に疲弊…SNSの情報を鵜呑みにするリスクと対処法
「発がん性がある」と全否定?ママ友の過剰な食育指摘にモヤモヤする日々
子育て中の親にとって、食の安全は最も関心が高いテーマのひとつですよね。しかし、SNSで流れてくる「これさえ食べればOK」「これは危険」といった極端な情報に振り回され、精神的に追い詰められてしまうケースが増えています。今回お話を伺ったのは、SNSでの食情報にこだわりすぎるママ友の言葉に振り回され、自信を失いかけていた2児の母・Jさんです。「お弁当にソーセージやベーコンを入れるのは発がん性物質のリスクがある」「ラクトアイスにはトランス脂肪酸が含まれているからダメ」など、会うたびに健康マウントともとれる指摘を受ける日々。Jさんは、ママ友の言葉を信じて良かれと思い子どもから好物を奪ったものの、後から冷静に調べると「過度に心配する必要はない」という情報が多数あり、自分が振り回されていた事実にショックを受けたといいます。
SNS情報の「真偽を見極める」重要性と専門家の警鐘
なぜ、ここまでママ友たちの間での「情報の鵜呑み」が深刻化しているのでしょうか。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏によると、現代人は「ネットで世の中の動きを知る」人が多い一方で、情報の信頼性についてはテレビなどの伝統的メディアに頼る傾向があるといいます。特にSNSは拡散力が非常に高いため、一度デマや極端な情報が流れると、検証なしに拡散されやすいというリスクがあります。何かを指摘されたとき、不安を煽られる前に一度立ち止まることが重要です。平塚氏は「手に取った情報の真偽を確かめるひと手間を忘れないで」とアドバイスしています。厚生労働省や信頼できる専門家の公式情報など、根拠のあるソースを確認する癖をつけるだけで、不要な不安を回避できるかもしれません。
「平均的な摂取量」なら過度に心配しすぎないで
加工肉や食品添加物についても、多くの専門家は「毎日過剰に摂取し続けることが問題」であり、バランスの良い食事の一環として楽しむ分には、極端に恐れる必要はないと結論づけています。ネット上の「〇〇は毒」「絶対食べさせてはいけない」という煽り文句は、個人の不安を煽るためのものであることも少なくありません。大切なのは、ママ友の言葉に一喜一憂することよりも、かかりつけの医師や栄養士といった専門家の意見を優先すること。もし人間関係で疲れてしまったら、SNSのフォローを外すなど、自分と家族のメンタルを守るための「デジタルデトックス」も検討してみてはいかがでしょうか。